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18.ご奉仕してたハズなのに

ちゅぷ…ちゅ…ぺろぺろ れろ~……ちゅぅーっ 先端から溢れでる透明の液を頬をすぼませて吸うと、橘は息を詰め、小さく声を漏らした。 かわいい…… 眉根を寄せて我慢してる感じも、俺に舐められてビクビクしちゃってるココも。 手の代わりに舌で「イイコ」とナデナデする。 橘の手がお返しとばかりに、俺のほっぺを優しく撫でた。 「……ひもひぃ?」 口を離さずに気持ちいいかと訊ねれば、 「ん…気持ちいい。周防も?気持ちいい?」 変なことを聞き返される。 首を傾げると、ソコ、とお腹あたりを指差された。 「スゴいヌルヌルしてる。俺ので口、犯されてるみたいで、感じちゃった…か?」 「えっ、…ふぁっ、なんでぇ!?」 言われてみれば、完全に勃ち上がって橘よりもよっぽど溢れさせてる俺のち○こは、触られてもいないのに一本の滝のようにお尻の方にまで先走りを滴らせている。 「凄いな……ヤラシイ」 前のめりになった橘の指先が先端をクチュクチュとなぞり、水を伝うようにゆっくりと滑っていった。 「あっ…、ん……」 「周防…さ、」 「ん?……っ…ぁん」 「金網に掴まって、こっちに尻突き出せる?」 「お尻に挿れるの?…はいる?」 言われた通り、屋上の四方に張られた金網の一部に両手で掴まって、変なポーズで恥ずかしいけど、お尻を突き出して顔だけ振り向かせる。 「いきなりは挿れられないよ。太腿で挟んで擦らせて」 「太腿?……ああ、素股か。いいよ」 そっか……。 ちょっと期待しちゃった。 いきなりだと挿入らないのか。 そりゃ、こんだけデカけりゃ捩じ込むのも大変だよなぁ。 なんか自分でも準備しといた方がいいのかな? 後で誰かに訊いてみよ! 「はい。どうぞ」 少し開いてた両脚をピッタリ閉じると、橘は少し困った顔をして小さくくすりと笑った。 「…なんか、周防が素直に言うこと聞き過ぎで、物分り良すぎて心配」 「えー、なんだよそれ。俺、普段から素直でイイコだもん」 「その素直、俺の前だけにしてくれる?」 サラッと吐いた割に独占欲丸出しのその台詞に、俺の胸はきゅうんと音を立てる。 「うんっ!」 思わず金網から手を離して俺は、橘の体にぎゅっと抱き着いたのだった。

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