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第38話 R18
「いや、嫌だっ、あっ···!」
その日、立岡さんとはあれ以来会うことなく、帰ってきてすぐ、志乃にベッドに押し倒された。服を脱がされるから抵抗したけれど志乃にとってはそれ位どうってことないらしい。
「ひっ、い···っ!」
「大人しくしろ。じゃねえと酷くするぞ」
乳首を噛まれて痛みに声が出た。
涙が滲み、その目で志乃を睨みつける。
「あ?なんだその目。誘ってんのか」
「そんなわけないっ!」
「じゃあその目やめろ。」
そう言って大きな掌で目元を覆われる。
「あ、あっ、う···」
そして素肌を撫でられ、下に下に降りていく手はペニスに触れた。
言葉は荒々しいくせにその手つきは優しくて、次第に気持ちよくなってしまう自分が嫌になる。
手の甲を口元にやって声を抑える。
今まで何度も行為をしてきて、声は聞かれていたけれど、今日は特別恥ずかしくて目も閉じた。
「おい、塞ぐな」
「ふっ、あ···っ」
手を取られて、睨まれる。
かと思えばベッドのそばの棚からローションを取り出して後孔に塗られる。そのままグチュグチュと解されて、声が漏れて嫌になる、
「ぁ、あ···」
「いつもと同じことをするだけだ。今更声を抑えたりするな」
「だ、って···っ、は、恥ずかしい」
「あ?なら目隠しでもしてやろうか」
そう言うや否や、俺の返事も待たずに何かで目隠しをされる。取られたら面倒だからと両手まで拘束されてしまった。
まるで少し前に戻ったみたい。
「い、や、あっ···志乃、酷い···っ」
「うるせえ。力抜いてろ」
「うっ、あぁ、っ」
後孔にペニスが突っ込まれて体が跳ねた。
ビクビクと震える俺に構わず、志乃は律動する。
「ひっ、い、ぃあっ、あぁっ!」
それは奥の壁を何度も突いて、頭の中が真っ白になり、やめてと懇願してもそれを止めてはくれない。
「ヒィっ、い、た、たすけ···っ、助けて···っ」
「梓、」
キスをされることで口を塞がれた。
苦しくて涙が溢れる。
「梓、ほら、大丈夫」
「ぁ、あ···っ!」
「ちゃんと呼吸しろ」
手を拘束していたものが外されて、代わりに両手を志乃に取られる。律動が止み、荒く呼吸をしていると抱きしめられた。
「怖くない」
「ひ、っ、···こわ、い···志乃、怖い···っ」
「気持ちよくなるだけだ。」
そのまま体を起こされて志乃の上に座ることになった。そうすると奥深くに志乃のペニスの先端が当たり体がビクビクと震えるのが止まらない。
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