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第47話 梓side R18
「はぁ、は···っ、あぁっ、あ···!」
震えるバイブが嫌で体を捻る。
逃げられない快感に頭がおかしくなりそうで、助けて欲しくて何度も志乃の名前を呼んだ。
カラカラになる喉が、どうしてこうなったんだと余計に考えさせる。
今頃、志乃と一緒に眠っていたはずなのに、俺は志乃を怒らせてしまった。今回は俺が悪いってすぐに判断できたから何度も謝ったけれど、志乃は許してくれなくて、手を拘束され後孔にバイブを無理矢理入れられた状態だ。
「あぅ、うっ···やだぁっ、もう···っい、く···ぁ、あ!」
背中が反れて体は痙攣したように震える。
イッてる最中にもバイブは動いて、快感に耐えられずに飲み込めない唾液が口から零れていく。
「あぁぁっ···!!ひっ、あぁっ!た、すけ、志乃っ、志乃ぉっ···!」
足をバタバタと動かす。
何度も志乃の名前を呼ぶと、どれ位経ったのかわからないけれど、志乃が部屋にやって来てバイブを勢いよく抜く。
「───ッッ!!」
「うるせえんだよ、さっきから。」
「あっ、あ···ご、めんなさい···っ、ゆる、してぇ···もう、やだぁっ」
「うるせえな」
ぐっと大きな手で頭を押さえつけられる。
「黙れ」
「っ···っ、ふ···」
唇を噛んで声を出さないようにする。
志乃の手が頭から離れて、下に降り、脚を左右に割られた。
そこに入ってきた志乃が後孔に熱を宛てがう。
「や、いやだ···っ、やめ、もう、やめてくださ···っ」
「聞こえなかったか?黙れ」
ゆっくりと熱が入ってきて体が悲鳴をあげるようにガクガクと震えた。黙れと言われたけれど、声を出すことも出来なくて、ただ見開いた目から涙を零した。
「ぁ、あ···」
「はぁ···」
深く息を吐いた志乃が俺の脇腹に触れた。そしてその手は今度は乳首に触れて、摘むように触られ喉が鳴る。自然と後孔を締め付けてしまって射精しそうになるのを堪えた。
「ふっ、はぁ···はぁ···っ」
そして律動を始めた志乃。左右に首を振り嫌だと伝えるけれど、その動きは速くて激しくて、止まってくれる気配は全くない。
「あぁぁっ!ぃ、ぅっ、くっ···!!」
ビュルビュルとまた射精して、それでも志乃は自分が気持ちよくなるために俺を使う。
意識が飛びそうになると、その度に最奥を突かれて無理矢理覚醒させられる。
そんなことを繰り返しているうちに、俺は失神したらしく、次に目を開けるとグチャグチャなベッドの上で汚れた体のまま、拘束を解かれ転がっていた。
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