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第151話 R18

風呂場から寝室に移動して、梓をベッドに寝かせる。覆い被さると梓は俺の首に腕を回しキスを強請った。それを与えてやれば潤んだ目から涙が零れていく。 「すぐに助けられなくて悪かった」 「···いいよ。大丈夫」 梓の体に触れて、いくつもキスを落とし、まだ反応していないペニスに触れる。 「他に痛いことはされたか?」 「え、っと···はぁ、あっ···連れてかれた時、頭、殴られたみたいで···それ、痛かった···っ」 徐々に反応しだしたそれ。目を瞑って快感に耐えている梓の瞼にキスを落とす。 「はぁ···あ、んぅ、イキたい···っ」 「いいよ」 潤んだ目が俺を見て、そう言いながら先端をぐりっと少し強めに弄ると背中を反らして達した。 荒い呼吸を繰り返す梓の脚を開き、手を汚す梓の精液を後孔に塗り込んだ。そのまま指を挿入すると中が指を締め付けてきて動かしにくい。 「梓、深呼吸しろ」 「ん···っ、はぁ···」 梓の胸に顔を寄せ、乳首に軽く噛み付く。びくっと震える梓は俺の頭を掻き抱いた。 「きも、ち···んぅ、ぁ!あっ」 顔を上げて梓にキスをすると後孔が少し緩まり指を動かせるようになった。さっきも風呂で弄ったからかいつもよりは少し解れていて、そのまま中を広げていく。 「はぁ···はぁ、んっ、ほしい···志乃、もう、ちょうだいっ」 自ら足を開いて強請る梓。指を抜いて履いていた下着を脱ぎ、ペニスを解れた後孔に宛てがう。 くぱくぱと動くそこに、ゆっくりとペニスを沈めていく。ビクビクと震える梓は、俺の腕を掴み快感に耐えていた。

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