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第246話 R18
食器を洗い、志乃と一緒に風呂に入る。
髪を洗い終え、体を洗おうとすると「俺がやる」って志乃がボディーソープを手に取り言う。
「昨日のお返し」
「えー?そんなのいいのに」
「やる」
泡を立てたそれが体を撫でる。くすぐったくて、志乃も昨日こんな感じだったのかなと思うと、ふふっと笑っていた。
「何だよ」
「くすぐったいなって···思っ···っ、あ、ちょっと志乃っ」
後ろから顎を掴まれ、上を向う。キスをされて、短く息を吐くと反対の手が胸を這って乳首をキュッと抓った。
「やだっ、ちゃんと洗って!」
「洗ってる」
「も、あぅ···っ、ちがう、ってばぁっ!」
乳首を弄っていた手が下に下に体撫でておりていく。慌ててその手を両手で掴むと「洗えねぇんだけど」って色っぽい重低音が耳元で囁かれた。
「んっ、ぅ···やだ、志乃···ちゃんと、ベッドで···」
そう言うと手をぱっと離した志乃は、さっきまでのいやらしい手つきじゃなくて、本当に優しく俺の体を洗っていく。
「確かにここでやるのは勿体無いな」
「···もう最悪。勃った」
「我慢な」
「···············」
誰のせいだと思ってるんだ。
イラつきながら志乃を見ても、志乃はシャワーをとって俺についてる泡を流してる最中だから気付かない。
志乃も髪と体を洗い、二人で浴槽に浸かって、温まってからお風呂から出た。
体と髪についていた水滴を拭き、折角持ってきた着替えも着ないで、ベッドに移動させられる。
いつものベッドに押し倒されて、勢いよくキスをしてくるから、何かに焦ってるのかなと思い、志乃の背中に回した腕で、優しく背中を撫でる。
「んっ···志乃、どうしたの?俺は逃げないし、ゆっくりしようよ」
「···そうだな。何か···早く触りたくて、焦った」
「何それ、可愛いね」
両手で志乃の顔を包み、引き寄せてキスをする。舌を絡めあって、どちらともない唾液を飲み込み、だんだんとほわほわする頭で、ただこの人が愛しいと思う。
「っ、は···ッ、志乃···」
「梓、触らせて」
「ふっ···いっぱい、触って」
志乃が俺の手を取って複雑に指を絡める。そのまま手にキスを落とし、柔らかく笑う。
「好きだ、梓」
胸の中が、幸せでいっぱいになる。
志乃に触って欲しくて、自ら足を広げる。
「触って···」
そう言うと志乃が優しく俺の頬を撫でて、そして俺の胸に触れ、片方の乳首をさっきみたいに抓られた。
「んっ、ふ···」
もう一方を舐められて、体がビクッと震えた。
乳首を触っていた手が降りて、ペニスに触れる。ずっと我慢してたから、もう既にそこは勃っていて、志乃が胸から顔を上げる。
「1回イっとくか?」
「ぁ、あ···っ!志乃、待って、···んっ、本当、出ちゃう···っ」
「いいよ、出せ」
先端をグリッと弄られると我慢出来なくて、すぐに射精してしまった。
精液を手に取った志乃は、それを俺の後孔に塗り込んで、閉じたそこを解すように、優しく撫でて、時々強く押した。
「い、いれて···」
「ん」
くぷっと、指が入ってくる。
すぐに俺の感じる所を触ってくるから、背中がぐっと反れた。
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