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第39話 それは青春の……
スルリ、と……
肌を滑るように、着衣が落とされた。
「残るは下半身を覆う下着1枚となりました」
ルネッサンスの彫像かと見紛う裸体が惜しげもなく、目の前にさらされた。
「我が后、あなたが脱がせて下さいますか」
その場所。
小さな黒い布地が辛うじて覆っているだけだ。
どうしよう!
「簡単ですよ。これを足首まで下ろして下さるだけで良いのです」
「アっ」
ゴクリ
生唾を飲んだ。
膨らんだソコ、テントを張り始めているじゃないか!
「ランハート!」
「如何なさいましたか。早くしないと、私の大事な物がはみ出してしまいます」
「!!」
なぜ、こんなにも布地が小さい★
これで下着の意味があるのか。
(今にもはち切れそうじゃないか!)
元々、その〜……ランハートのモノが〜
「大きいでしょ」
「ひっ」
また思考を読まれた★
「また魔力を使ったのか」
「違いますよ。言ったでしょう?あなたの事は分かってしまうのですよ」
フフっと小さく笑った。
「早くしないと元が大きいので、おパンツから『こんにちは』してしまいますよ」
「そんな小さい物をはいてるのが悪い」
そうだ!おパンツが悪い!
「おや?白ブリーフがお好きでしたか?では、リクエストにお応えして今度はオソロで白ブリーフをはきましょう」
「ナァァァァーッ!!」
し、し、白ォォ〜〜!!
「はいてないからッ」
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