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第80話

ほかほかにあたたまり直した三条と部屋へと戻ってくると、とりあえず水分補給をさせる。 浣腸なんて体力も気力も使うことだ。 使ったカップもそのまま、先程まで食事をしていた卓上に残して寝室へ。 後ろ手に扉を閉めると、LDKは寝室へと姿をかえる。 こういうのは毎日の積み重ねだ。 閉めたら寝室。 そういう使い方をしたら、パブロフの犬のように覚える。 自分も、恋人も。 腕を掴んでベッドに押し倒すと、真っ赤な顔が丸見えだ。 これからもっと赤くさせるのが楽しい。 わざとジッパーをゆっくりと下げていく。 少しずつ服の隙間から空気がはいり脱がされていくことを強く理解する。 理解させるだけでも羞恥心の高い三条には十分。 フルジップパーカーを着せたことの利点だ。 「なんでゆっくりなんですか…」 「早く脱がせろって? そんな急がなくても時間は沢山あんだろ。 それとも、待ち切れねぇ?」 脱がしきらずに服の中へと手を突っ込み、素肌を撫でる。 体毛の薄い肌はスベスベで平べったい。 だけど、乳首は勃っている。 「…っ」 「セックス出来ねぇ間、1人でココ弄たりしたか? 今度、どうやって処理してたか教えてくれよ」 じっくり、ジワジワと体温を高めていくのが楽しい。 頭の良い三条だからこその高まり方だ。 すけべで可愛いよな。 胸元に顔を埋め、ちゅっと吸い鬱血させる。 もっとマーキングしたい。 それから、早くブチ込んで泣かせたい。 だけど、時間は沢山ある。 今日は金曜日の夜。 朝まで貪って昼過ぎに起きても、まだ休みだ。 それからまたセックスをしたって良い。 まぁ、勤務を1週間してはじめての休日なので休ませたい気持ちもある。 働きはじめると、休日は貴重だから。 それでも、貪ってしまう。 「…ぃ゛っ」 胸元にキスをしながら乳首を歯をたてた。 三条は痛みに身体にぎゅっと力を入れたが、嫌そうではない。 そもそも痛い顔でもない。 えっろい顔だ。 「悪い。 痛かったか。 なら、舐めような」 「…っ……、ん…」

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