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第81話

息が上がっていくのが分かる。 噛まれて快感を感じている。 Mなのは知っているが、やっぱりマゾヒストだ。 反対側を指の先で、きゅっと摘みあげる。 それさえ気持ち良さそうだ。 「い、たい…」 「痛い?」 「あ、…その……」 また舐められると思ったのかキョドるのが愛おしい。 痛いと言えば、舐められる。 痛くないと言えば、更に痛め付けられる。 それでも、嫌だとは言わないんだ。 良い子なのか、もっとを期待しているのか。 真面目な三条の変態性が垣間見れる瞬間というのは、何度も見ても優越感がある。 友達も家族も知らないこの顔。 自分だけの恋人の瞬間の贅沢さ。 なんど味わっても甘くて蕩ける。 「んー?」 「……正宗さん、に…されるなら…なんでも好き…です……」 満点どころか、花丸の返答だ。 これだからぞっこんなんだ。 「ほんと、かわい」 犬歯を食い込ませると、鈍い声が頭に降ってくる。 噛み痕の付いた乳首を中心にキスをし、どんどん下げていく。 臍も忘れずにキス。 三条が恥ずかしがる箇所にキスするのが楽しい。 顔を真っ赤にして腕で隠しているが、首も赤くなっている。 三条の学力なら少し考えたら分かりそうなことなのに、そんなところまで気が回ってない感じがたまらない。 下腹部まで顔を滑らせると、ボトムスのゴムに指先を引っ掛けた。 「え…、下もですか…」 「当然だろ。 1番見えねぇ場所だろ」 「そ…ですけど…」 引っ掛けた指先でウエストゴムを弾くと三条の喉が鳴った。

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