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第94話
腰を掴む手を滑らせ、ケツを掴む。
いつ触れても肉付きが悪い。
そればかりか筋トレのせいかなのか、やわらかさが減っている気さえする。
が、今は体型の話ではない。
「こんくらい奥まで飲み込まねぇと届かねぇんじゃねぇの」
グッと自身のソレを押し込んだ。
殺しきれない声と身体の緊張が伝わってくる。
それでも押し付けた腰は離さない。
カリが奥の弁に嵌まっている。
締まりでいえば括約筋ばかりで直腸自体は締まらない。
けど、弁に嵌まるとカリと根元と2ヵ所が搾られる。
それも三条の体内で。
こんな独占、他にないだろ。
「お゛…く゛…っ、が」
「吐くか?」
首にしがみつきながら首を降って否定している。
なら、少しだけ。
三条のケツを揺らすと奥の弁が吸い付いてくる。
ねっとりと生々しい肉の感覚と合わさってすごい快感だ。
「…っ!」
このまま腹の中に射精して、腹を下させたい。
自身のせいでなにかこの身体に変化を与えたい。
そんな最低な欲さえもう隠せない。
「まっ、…ま……っ、て……」
「わりぃ」
「おぐっ、…が…っ、…あっ、ま゛…」
ピストンを止め、腰を腰付け奥深くに埋め込み揺する動きへとかえると三条は頭を振りはじめた。
嫌ではない。
それだけに意識を集中させ、あとの全ては射精感にだけ募らせる。
ココに、ぶちまけてぇ…
精液で腹を下すことが少ないことを利用し、甘え、中出しをしようしている。
最低だ。
分かってる。
だからこんなに興奮する。
下ればいい。
そうしたら、もっと優越感に溺れられる。
息も出来ないくらい三条で満ちたい。
そんな我が儘をぶちまけたい。
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