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第108話

時刻は2時を大きく過ぎている。 楽しい時は時間が経つのが早い。 勤務時も必死すぎてあっという間に過ぎていくが、やはりゲームをしていると時間は溶けるように経ってしまう。 「キリ良いところまできたし、一旦寝るか? 1週間疲れたろ。 付き合わせちまったな」 「付き合わせたなんてことはありませんよ。 俺もゲームしたかったですし、楽しいです」 「そう言ってもらえて嬉しいよ」 「大人の反応です…」 膨れることはない。 けど、かわらず子供扱いしてくれることが嬉しいような、少しもどかしいような。 恋人としては対等でいたい。 負担になりたくない。 けど、かわらず甘やかしてくれるのは素直に嬉しい。 長岡の愛情表現は孫を可愛がる祖父母のように甘くて穏やかだ。 穏や……か、だよな。 甘やかしつつも1人の人として尊重してくれてもいて、距離感も変に詰めてこない。 ただ居心地が良いだけでなく、頑張らなくちゃとも思える。 勉強も仕事も。 「大人だって。 遥登といくつ違うと思ってんだよ」 「そうですけど」 「大人扱いしてほしいならしてやるぞ。 今度は、もっとムードつくってするか?」 「体力余ってるんですか…」 「そりゃ、遥登がエロきゃ1発くらい出るだろ」 寝るかどうかはさておいて、ベッドでゆっくり過ごすことを選ぶ。

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