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第185話
自分の汚いところを舐めたなんて、もうどうでもいい。
長岡とのキスの気持ち良さが上回る。
食むようなキスが可愛いリップ音をたてた。
一瞬唇が離れた好きに息をしようとすると、すぐに唇を舐められた。
薄く開けばすぐに舌が入り込んでくる。
舌先が触れ合い、それをきっかけにキスは深くなる。
「…ん、」
長岡の髪が顔にかかる。
唾液が混ざり合う。
小さなこと、その1つひとつに興奮してしまう。
思わず喉を鳴らしてしまうとすぐ目の前の空気が笑った。
「かわい」
「……褒められるなら格好良いが良いです…」
「同じ意味だろ」
「全然ち…」
言葉は音となって口から出ることなく飲み込まれた。
何度キスをしても気持ちが良い。
唇が触れ合うだけ、舌が触れ合うだけ、たったそれだけのことでも好きな人とだから気持ちが良い。
好きな人以外となんて出来ないけど。
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