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第205話
キスをしたまま床に押し倒す。
空間がかわるだけでなんでこうも興奮するのか。
「……んん、」
息が苦しいのか顎が上がりはじめた。
少しだけ唇を放せば、今だとばかりに酸素を貪る。
その横顔がどこか幼い。
「宅配…いつ来るか分からないですから…」
「もしもの時は俺が出る」
首に顔を埋め、痕がつかたい程度に吸う。
蓬たちを吸うのもいいがやっぱり恋人は格別だ。
清潔なにおいがして、それを汚すのはたまらない。
自分で汚しても穢れない。
それがまた良い。
「まさ…」
声を奪うように、またキスをする。
体勢のせいか股間が三条の脚に当たっている。
揺すったらどう反応するのか、むくむくと好奇心が沸き上がる。
「…っ」
あー…、いい…
「……んっ、」
ゆっくりとしたリズムと腰を揺すれば、セックス中のように恥ずかしがる。
ここら辺でやめようと思ったが楽しくなってきてしまった。
困ったもんだと思いつつ、とめられなくなる前にそろそろやめないと三条は真っ赤な顔のままドライバーに対応しなくてはならなくなってしまう。
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