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第232話
同じ状況でも、それが浴室だと一気に照れが出る。
それも、しっかりと全身を洗われた後だ。
隠すことなく綺麗にされた。
「はーる」
「…っ」
背後から抱き締められたかと思うと、そのまま耳元へとキスが落ちる。
「さっきは自分から抱き締めてくれたのに照れんのかよ」
「服、着てましたから…」
「服ねぇ」
腹に回された腕が臍の辺りをすり…っと撫でる。
恥ずかしがるのを分かっていてやっている動きだ。
というか、擽ったくて少しだけ…その……感じそう…。
勃つほどではないのが救いだが。
「たまには全裸で寝るか?」
「え…?」
慌てて振り返れば、気温的にはいけるよな、と。
真顔で冗談を言う人だ。
今の状態では本気か冗談か分からない。
「本気ですか…?」
「さぁ?」
「破廉恥ですよ…」
「良いよな、破廉恥」
ポタポタと水滴を垂らしながら綺麗に笑った。
……パンツだけは死守しよ…
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