「好き、好き……っ」 「ミジェ……！」 グッ、と一気にお腹の中の質量が増して、ぐぷっと肉塊が奥を抉る。オレはあまりの衝撃と強烈な快楽に背中を仰け反らせた。 「あーーーーーっ、奥まで、ひっ、あぁっ、んぅ」 「ミジェ！ミジェ……！　ごめん、もう……っ」 小刻みに奥を突かれて、震える爪先が宙を掻く。高まっていく快感に、いつの間にか脚がチェイス室長の腰に絡み付いて、少しでも身を寄せようと必死になっていた。 しばらく小刻みに動いていた肉塊が次第に大胆になって、中を激しく抉り始める。初めて受け入れた怒張はオレの中を無遠慮にゴリゴリと擦り上げ、蹂躙していく。激しく腰を打ち付けられて、オレは快感に身をくねらせた。 「ひあぁぁあっ、あっ、やあっ、あんっ」 きゅうっと爪先が丸まる。蕩けてしまうような快楽に我を忘れて喘いだ。直接的に繋がっている場所はひとつなのに、触られてもいない乳首をくにくにと弄られているような感覚に息をのむ。 見上げたら、チェイス室長の深緑の瞳が、瞬きもせずにオレを見ていた。 グッとさらに腰が持ち上げられ、上から押し込まれるように肉棒がさらにオレの奥を穿つ。抉じ開けられた奥を激しく何度も何度も抉られて、嵐みたいな快感に、一気に絶頂へと追い上げられた。 「ああんっ、ああんっ、ああっ、ああっ、あっ」 もう声なんて全然抑えられない。ひたすら嬌声を上げ続け、チェイス室長の背中に縋りつく。ただでさえ限界だったのに、チェイス室長とオレの腹の間でオレのモノがひどく擦れてたまらない。 「あ、ひ、あ、あ、あ、ああ～～～～～～！！」 ひとたまりもなく射精した。 気持ち良すぎて、後孔がきゅうぅっと収縮する。同時に、オレの腹の奥で熱いものが弾けた。 ああ、チェイス室長もイッたんだ……。 嬉しくて、チェイス室長に脚を絡ませたまま、注がれる熱を全て受け入れた。 「ミジェ……最高に幸せだ」 チェイス室長が、蕩けるような微笑みを浮かべて、優しくキスしてくれる。 幸せで幸せで、おれはうっとりとその口付けを享受した。 「余裕が無さすぎてごめん。次はもっとゆっくり、丁寧に丁寧に気持ちよくするからね」 「ん……っ」 言葉と同時にチェイス室長の指が俺の胸をやわやわと揉んで、オレは戦慄した。 次って、もしかして今なの！？ それからはもう凄くて、何がどうなったかもう覚えていない。 気がついたら夜で、チェイス室長からの完全介護で飯食って、一緒に風呂に入ってたらまたエロい雰囲気になって……。 翌日の祭りの最終日は、もちろん何も見る事が出来なかった。