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⬛︎作中年表⬛︎
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●朔・千景結婚【朔(25)千景(26)】
出会いは同じ大学のアウトドアサークル。千景は大学のミスに選ばれたこともあり、名実ともにキラキラカップルだった
●翌年、陽まり誕生(授かり婚では一応ない)
◯透、高3の初夏(18歳0ヶ月※誕生日6月想定)両親殺害 少年刑務所へ移送。楓、母方の祖父母宅に引き取られる
【透(18)楓(15)】
刑務所時代、房内の少年・看守などとの爛れた関係があったはあったが、著しい虚無から記憶に留めていない。体の反応の処理は、そういえば滞ってなかったな、程度
相手方の感想は一様に「人形を相手してるみたいなのに、却って異様に興奮した」朔には内緒の過去
◯透、殺人罪他の適用により死刑判決確定(現行、犯行時18歳『未満』であれば死刑は科されない) 拘置所へ移送
【透(19) 楓(16)】
●陽まり小学校入学。GW前の5/2 通学途中に事故死
朔、加害者の地主の息子を轢く。逮捕、懲役刑を受け刑務所へ収監
【朔(30)千景(31)陽まり(6)】
●朔、殺人罪他が適用され死刑判決(弁護士も私選の人権派がついたが、朔が一貫して殺意を否認せず、『被害者』側の家系・権力背景から裁判は難航の一途であった)
5月、拘置所へ移送。透と出会う
【朔(32)透(20)】
●◯朔、透 歌を通して通い合うこころ
・夏 初歌 プールに入りたい ラムネの清涼 蝉は餃子の皮から生まれたの
・秋 互いの汚濁を吐露 朔さんて呼んでいい?
見えない中秋の名月を想い、大概鈍い 歌のいいところ
この頃から透は少しづつ最期の歌を練り、桜の樹に遺していく
・クリスマス 何故あかみどり あかみどり
・年始 餅の歌で初笑い
・春 こし餡の桜餅が食べたい
●◯3月末、透執行
【朔(33)透(21)園山(26)廣(50代半ば)楓(18)】
廣、持病が少しづつ悪化
●朔、無期刑に減刑
千景、腫瘍発見。朔、廣に叱咤(激励)され治療中の千景と手紙のやり取り。
以降、千景の病状は寛解
【朔(38)千景(39) 廣(60くらい)】
園山は二度ほど転勤、産育休一回取得、その後も戻ってきたりする
ここまで透の執行から約10年
●廣、合併症の進行。園山、副看守長に昇進
【朔(42)園山(35)】
●夏 廣、あの人のところへ
【朔(43)園山(36) 廣(60代半ば)新人の奥寺(19)】
●園山 40代前半で看守長昇進
●年の暮れ 千景再発
●初夏 朔、予備面接
秋 千景入院
イヴ前 千景逝去
クリスマス 未景から告知
【朔(52)千景(53)園山(45)未景(40代後半)】
●元日 朔、誕生日 四日 本面接
●◯春 3月末 朔、仮釈放。楓と対面
4月 園山、福岡へ着任。矯正副長拝命
【朔(53)園山(46)奥寺(29)楓(38) 透(永遠の21)】
やっぱり身も心も結ばせてあげたくて、
仮釈放翌日の夜、を続編(R18)として執筆予定。
ブログに完結記念画3枚アップ。
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