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自身を握られ、ビクリと震えた。
ようやく来た下半身への刺激。
嬉しくて無意識に腰を動かしてしまう。
そんな俺に笑って、エルバの身体が上にずれていって。
「あぁぁ!?」
握られていた手の中に入り込んできたモノ。
ドクドク脈打っていて、やけどしそうな程に熱い。
(嘘、これエルバの…おっきぃ……っ)
さっき触った時よりも更に大きくなってるソコ。
俺が大きくさせたのかと思うと、愛しくてもっと感じてしまう。
「はぁ…トアスリティカ……」
「あ、あ、あ、あっ!」
共に上下に擦られ、手からの刺激にもエルバのモノからの刺激にも震える。
こんなの無理だ、すぐに吐精してしまう。
頭上から聞こえる吐息と、押し付けられてる胸元と、全てが快感で目の前がチカチカする。
やだ出ちゃう。もう、もう本当に無理……っ。
「ひ!〜〜〜〜っ!!」
「くぅ……っ!」
出しすぎてもう薄くなっているモノを吐き出すと同時に、エルバ自身からも熱いモノが出された。
「ぁ!やぁ、待っ、ぁっ」
それが全て俺の腹や胸に飛んできて、その感触にまた感じてしまう。
「はっ、精からも共鳴が起きるのか。
これはナカに出した時が楽しみだな」
「はぁ…は……はぁ……っん」
ツプリと、後孔に濡れたエルバの指が入ってきたのが分かった。
息を整える間がない。それくらいに自分を求めてくれてるのが嬉しい。
奥へと進まれていく感覚にゾワリと震えながら、目の前の身体へしがみつく。
「怖いか?」
「んーん、平気…もっと……」
「っ、あまり煽るな」
「ぁんん!」
奥まで入ったと同時に2本目が追加され、腰が震えた。
すごい。ナカが喜んでるのがわかる。俺男なのに、ナカで感じて頭ふわふわするのが止まらない。
そのまま3本目も入れられ、掻き回すように刺激されて。
「あ、やぁ!あ、ん!」
嫌だ、こんなのまたすぐ吐精する。
もうひとりで出したくない。さっきみたいに一緒がいい。
震えながら何とか我慢していると、思いが通じたのかズルっと抜かれる指。
そのまま、熱いモノが入り口に当てられた。
「ーー挿れるぞ」
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