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真剣な眼差しで疑問をぶつければ。 ルーは何故だか言い難そうに、口ごもるのだが… 「ああ、だからその…教わってきたんだ。」 「え…!?だっ…誰に、」 何を…?返ってきた台詞は予想外どころか、驚愕の一言で。最中だったのも忘れ、つい間の抜けた声を発してしまった。 そんな動揺するオレを余所に、ルーは至って真顔で答えて… 「私もこればかりは、聞き(かじ)った程度の知識しか持ち合わせていなかったからな…。」 ちゃんと愛して、気持ち良くさせたいのに。 無知が原因で、お前を傷付けるわけにはいかないと。 なんともこそばゆい台詞で、熱く語り始めるルーファス。 更には… 「だから聞いてきたのだ…────アシュに。」 「あっ…────ああ~…」 なぁんとなく、そこは予想出来てたけどね。 だってさ…年上のルーが、未成年のロロやジーナに聞くのは論外だし。ヴィンは博識だけど真面目だから、恋愛事に関してはたぶん専門外というか…。 だったら大先輩で大人なオリバーさん…って選択肢も、無くはないだろうけど。 一応はオレに告白してきた相手に対して、ルーがそんな失礼なことするわけが無いから…。 まあ普通に考えれば。恋愛経験も豊富で、手馴れてるアシュくらいしか…相談出来る人なんていないんだよね。 「えと…つまり、アシュに男同士のやり方を…聞いた、と…?」 無節操に見えて、さすがに男にまでは手を出したことは無いと…以前言ってた気がするけど…。 「駄目だったか…?やはりこういった事は、アシュが詳しいと思ってな…。セツに聞くのも野暮な話だし。ヴィンも私と同じで、色恋には疎い方だから…」 オレが怒っていると勘違いしたのか。 ルーは申し訳なさそうに、すまないと謝罪してきて。 「やっ…むしろ適任だとは、思うけどっ…」 そうなるとだよ? アシュには、オレとルーがエッチ…するんだって。筒抜けになっちゃったってことでしょ? したらもう、明日からアシュとどう接すりゃいいんだって話になるわけで。 まあ、そういう意味で恥ずか死にそうだってだけ…なんですけど。 「いや、うん…アシュに訊いたなら、大丈夫でしょ…」 なんかもう開き直っとかなきゃ、身も心も保たなくなりそうだし…寧ろアシュで良かったんだと思わなきゃ。 アシュなら誰彼構わず話したりとかは、無さそうだしね…。 「なるべく善処するから、任せてくれるか…?」 「はは…解ったよ。」 今からすることとは真逆に、目を子どもみたくキラキラさせて意気込むルーが可笑しくて。つい吹き出しちゃったけど。 仕切り直しとばかりに、また押し倒され… 軽くキスをされた後、徐に下着を寝間着ごと脱がされて…再開された熱に浮かされ…再度、胸が高鳴る。 と…そこでルーがゴソゴソと、何やら取り出してきて…

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