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秘密の関係 6

「あぁ……っ、はぁ……」 「本当は期待しているんじゃないの?」 「やだ、もう……ほんとに止めてってば……誰か来ちゃ……」 「大丈夫。君が声を出さなきゃバレないよ」 言いながらドアに押し付け唇を塞いだ。 逃れられないように片手で後頭部を押さえつけ、体を密着させる。 「んぅ……ん、は、そ、そう言う問題じゃ……」 「ほら、舌出して」 「や、待っ……んんっ!」 強引に彼の口内に侵入し、舌先に触れ逃げる舌を追いかけて吸い上げると鼻から抜けるような吐息が漏れた。 それが余計に興奮を煽り、舌先で歯列をなぞり、上顎を刺激する。 舌の裏まで舐め上げ、最後に下唇を食むようにして離すと二人の唾液が糸を引いてぷつりと切れた。 「……っ、せめて服脱いでいい? 替えが無かったら困るし……。逃げないから」 はぁ、と艶のある息を吐きナギが汗でしっとりと濡れた前髪を掻き上げる。 「そんなの後にしなよ。君のココも凄いことになってるし。今更だろ?」 湿り気を帯び始めた下半身はすっかり形を成していて苦しそうだ。 ベルトのバックルを外して前を寛げてやり直接握り込んで上下に扱いてやるとナギの身体が面白いくらいに跳ね上がった。 「やっ、ちょっどこ触ってんだよ!」 抗議の声を無視して触れれば軽く扱いただけで先端からは蜜が溢れ出してきて、滑りが良くなり淫猥な水音が狭い個室の中に響き渡る。

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