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抜け出しちゃえ6

白い肌に女性のように細い華奢な体つき。それで居て男らしい筋肉のついた胸板と綺麗に割れた腹筋に思わず見惚れてしまう。 ――……相変わらず反則的な程にいい体つきをしている。 「……あんまり見ないで」 視線に気付いたナギが恥ずかしそうに身を捩る。そんな仕草一つとっても愛おしくて堪らない。 「どうして? こんなに美味しそうな身体してるのに」 「言い方がオヤジ臭いよ。お兄さんっ、ぅ、んん」 目前にある胸の飾りを撫でて軽く摘まめば、ピクンと身体が跳ねて甘い声が上がる。腰を引き寄せもう片方に唇を寄せると、舌先で舐めて軽く甘噛みをした。 途端に上がる声に気を良くしながら、更に強く吸い付いて執拗に刺激を与えると、そこはツンと固く立ち上がり紅く色づいてくる。 「ふ、っ……ん……っ、もう……そこばっかり……しつこい」 「だって、気持ち良さそうだし。それに、ほら、こっちは触らなくてももうこんなになってるよ?」 それを指で弄びつつ、もう一方の手で脇腹や臍の辺りを撫で下ろし、ベルトを外しチャックを下げて下着の中へ手を滑り込ませる。既に反応を示し始めているモノに触れると、ナギはギュッと蓮の首に抱きついて来た。そのまま何度か扱くと、それは徐々に熱を持ち質量を増し硬く張り詰めていく。 「ひゃ……ぁ……ッだ、だめ……っ」 既に硬く反り返ったそれを優しく掌で包み込みユルリと上下に扱くと、ナギは切なげに眉根を寄せ酷く色っぽい溜息を吐いて身を震わせた。

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