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抜け出しちゃえ 8
「ッ、可愛いけど。ダメ……イくのはお預けだよ」
「そんなっ!」
抗議の声を上げる彼を無視して耳をねっとりと舐めながら再び手淫を再開すると、今度は両手を使って激しく責め立てていく。
「ああぁっ……や、ぁっ! それ、されるとイく、いきそっ……っ」
「だから、ダメだって言ってるだろう?」
今にも達してしまいそうになっている彼を制止すると、苦しげな表情を浮かべた彼が恨めしげにこちらを見てくるのがわかるが、構わず手の動きを速める。
限界まで上り詰めた所でまた動きを止め、少し落ち着いた頃合いを見計らって再び追い詰めていく。
「は、ぁっ……あっ」
「あー……やば……。可愛いな。その顔……堪らない。腰を僕のに押し付けてくるし……誘ってるの?」
「ちが……っ、勝手に……っ」
無意識のうちに腰が動いていたのだろうか。蓮の言葉にナギの顔が羞恥に染まっていく。
「本当にナギはエロい子だね。僕の膝の上で腰を揺らしながらこんなにいやらしい汁垂らして、今にもイきそうになって……」
「っ、言、わないでよっ……」
耳元で囁かれ、真っ赤になりながらも腰を揺するその様子に思わずゴクリと唾を飲み込む。
――本当ならこのままナギを思い切り泣かせてしまいたい。恥ずかしがる姿が見たいし、感じている顔をもっと見たいとすら思う。
蓮はゆっくりと立ちあがり、ナギをベッドに組み敷くと中途半端に脱がせていたズボンと下着を足から抜いた。
そして、枕木に置いてあったローションを手に垂らすとヒクつくソコに指を数本埋め込んでいく。
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