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初対面 5

「~~っ、も、意地悪っ、しないで……やだっ」 「何が嫌?」 「~~っ! おにいさんのっ」 「ぼくの、なに?」 わかっているのに聞く自分は、何て意地が悪いのだろうか? でも、そうやって辱める度にナギが可愛く泣くから、やめられない。 意地悪く問いながら指の本数を増やして追い上げると蕩けた肉襞がきゅうっと指を締め付けて来た。性器は今にも弾けそうなほど張り詰めて、滴る蜜でナギの匂いが次第に濃くなっていく。 「指だけじゃ、嫌だ……っこれ、ちょうだい……」 とろんと快楽に蕩けた瞳で、ナギは蓮の張り詰めたズボンのファスナーを下ろして、そっと指を這わせた。 「は、ぁっ……すご……おっきぃ……」 誘うように腰を揺らしながら、うわ言のように呟き、スリスリと先端を撫でられれば、天然の痴態に煽られて、ドクンとそこが脈打った。 「っ、ナギ……っ」 ぐちゅっと音を立てて一気に指を引き抜いた。 「ひゃっ……やっ、なんで……っ」 突然の喪失感と、物足りなさにナギは切なそうな瞳で蓮を見つめて来る。 「もう、余裕ないから……っ」 片足を持ち上げ切羽詰まった声でそう告げて、熱く昂ったものをナギの蕩けた孔へと押し当てる。 「っ……ぁ」 白い小作りな顔を見降ろすと、快感で瞳を潤ませてナギがはにかんだような笑みを向けて来た。 躊躇うように何度か唇を開いては閉じ、そして――。 「……いっぱい、気持ち良くして」 そう、甘く囁いた。 「――っ」 ズクンと腰が重くなる。 いったいどこでそんな言葉を覚えて来たのか? いや、きっとそれは彼の本性なのだろう。 こんなにも可愛らしい顔で、男を煽って――。 「ね、早く……蓮……っ」 甘く誘うように微笑むナギに、蓮はとうとう我慢できなくなった。片足を肩に担ぎ上げ、グイッとナギの細い腰を引き寄せる。 「今、名前呼ぶとか……反則だろ」 どれだけ煽れば気が済むのかと、腰を掴んでゆっくりと切っ先を押し進める。

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