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第81話※
急いで準備をさせると誰も入って来るなと命令した。
「さっ、ルキア。入ろう! 」
「アルフ様、まずは私がアルフ様を洗いますから、お入りになって下さい」
そう言うとルキアは服の腕と裾をまくり出した。
どうやら一緒に入るのではなくアルフの体を洗うみたいだ。
「ルキア、それは他の者の仕事だぞ? 中に一緒に入ってくれないのか? 」
ルキアの行動にガッカリし文句を言う。
「こうでもしないと、入ってくれないでしょ? 後でゆっくり入りますよ。さっ、座って下さい」
ルキアはアルフを座らせると体と頭を洗っていく。
アルフは渋々従うがルキアに洗ってもらってる事は嬉しかった。
いつもなら反応しない体が反応をする。
ルキアは体を洗っていて気がついた。
躊躇をしその部分を避ける。
それに気づいたアルフは自らルキアの手を取り、自分の部分を握らせた。
「ア、アルフ様? 」
「ルキア、お前のせいでこうなったんだぞ。責任を取ってくれ」
ニヤニヤしながらルキアをからかう。
「そ、そんなつもりでしてませんよ…もう…」
「可愛い婚約者に体を洗われて、反応しない方がおかしいだろ? さっ、おいで」
「うわっ! 」
グイッと引っ張られアルフと一緒にお風呂の中に落ちる。
「アルフ様! 突然止めて下さい! 服が濡れたではありませんか! 」
文句を言うルキアを抱き締めキスをした。
「どうせ脱ぐんだから、一緒だろ? いい加減お前を堪能させてくれ…」
ルキアの頬を包み込み熱いキスをする。
「ンッ…アルフ様…」
ルキアも自分からアルフの首に抱きつき、キスを返す。
そのまま、アルフはルキアの首筋から胸にかけて愛撫していく。
「アッ…ンッ…ヤァ…」
服の上から胸の突起を吸われ転がされる。服が擦れ、乳首がジンジンしてきた。
「ハァ…服が濡れて透けてる…それもまたいいな…」
「アルフ様の変態…」
「それは褒め言葉か? 」
ルキアの涙目の睨みに嬉しそうにキスをする。
そのまま手を滑らせルキアのを握る。
「アアッ…」
突然の刺激に声が漏れる。アルフは、ゆっくり上下に扱きながら体中にキスを繰り返す。
「アッ…ンッ…アッ…」
押し上げてくる快感に立っていられなくなり、アルフに支えられる。
アルフは少し早く動かしルキアの反応を楽しんでいる。
久しぶりにアルフに触られたルキアは、気持ちよさに呆気なく果ててしまう。
「アッ…アルフ様…もう…アッ…ンッ…イッ…イクッ…アアッ…」
ルキアがイッた事に満足したアルフは、ルキアを抱き抱え寝室に連れて行く。
濡れたままルキアをベッドに下ろし、ルキアにまたがる。
「ルキア、今日はもう逃げないでくれよ? ここで逃げたら私は立ち直れないぞ? 」
冗談めかしに言っているが目は真剣だった。
ルキアはアルフの顔を改めて見る。
最初はゲームのパッケージのアルフの顔に見惚れた。
緑の目が印象的で目を奪われた。
実際転生してアルフと関わりその性格にも惚れてしまった。
その人物が切ない表情で自分を欲しいと言っている。
ルキアは嬉しくて仕方がなかった。
今まで生きてきた中で最高の言葉だ。
ルキアは、自分からアルフに抱きつき腰に足を絡ませた。
「ル、ルキア? 」
ルキアの大胆な行動にアルフが驚く顔をした。
「アルフ様、私ももう我慢出来ません。アルフ様と一つになりたいです…」
ルキアの言葉にアルフは理性が飛びそうだった。
どうしてお前はこんなに可愛いんだ、とルキアにキスをする。
「その言葉待ってたぞ」
そう言うと、何かを取り出しルキアの尻につける。
「ヒャ! アルフ様、なんですか? 」
「大丈夫だ。穴を解さないと、かなり痛いからな。少し我慢してくれ…」
冷たいクリームを塗られ少しゾワッとしたルキアだが、それと共にアルフの指が中に入ってきた。
「アッ…アルフ様…ンッ…」
少し違和感があるが、アルフの指が自分の中に入ってきてることに嬉しくて興奮する。
アルフは早くルキアの中に入りたいのを我慢し、ゆっくり解していく。
指を2本入れ奥を探っていく。
「アアッ! 」
ある場所でルキアがビクッとする。
「ア、アルフ様…そこ…変な感じです…ンッ…アッ…」
ルキアの反応に満足し執拗にそこを攻める。
「アッ…アッ…ンッ…ンッ…ヤァ…ンッ…」
ルキアは気持ちよさに首を振りながら涙目でアルフを見る。
「アルフ様…もう…ヤァ…」
「そんな顔をするな…こっちは、我慢してるのもギリギリなんだぞ…」
「だ…だって…アッ…気持ち…良すぎて…アルフ様…アッ…」
ルキアの甘えた声にアルフの我慢も限界にきた。
ゆっくり指を抜くと自分のものを押し当てる。
「アッ…」
ズズッ…とアルフのが中に入ってくる。少し痛いが、ようやく一つになれた喜びの方が大きかった。
「クッ…キツイな…ルキア、大丈夫か? 」
「は、はい…アルフ様、嬉しいです…」
「可愛い事を言うな…クッ…動くぞ? 」
アルフはゆっくりと腰を動かす。ルキアが痛がらないよう慎重に動く。
「アッ…ンッ…」
アルフが自分が痛くならないようゆっくり動いてるのが分かった。
ゆっくりと時間をかけて慣らしてくれるアルフの気遣いが嬉しかった。
「アッ…アルフ様…もう…大丈夫です…ンッ…早く…動いても…アッ…」
ルキアの言葉にアルフは顔を顰める。
「全く、この婚約者は…もう我慢はしないぞ? 」
そう言うとルキアの腰に手を当てグッと奥まで突き上げた。
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