『ルキア！！ 』 ルキアを見るなりサニーとカオが飛びついて抱き締めた。 「会いたかった！ よく戻ってきてくれたね！ 」 「本当よ！ ルキアのバカ！ ちゃんと説明してくれなきゃ、ビックリするじゃない！ 」 ルキアが居なくなってからルキアの事を聞かされたサニーはご立腹だ。 「サニー様、ごめんなさい。余り巻き込むのをいけないと思って…」 「ルキア、今更何よ！ 水臭いわ。チヒロもよ！ 突然居なくなって急に現れたら、ルキアと同じ世界に居たって言うんだもの！ 驚いたわ！ 」 サニーはチヒロも睨む。 ルキアはチヒロがここにいる事に少し驚いた。 「チヒロさん、君も戻ってきたの？ 本当によかったのかい？ 」 実はルキアが元の世界に戻って大学を辞める手続きをしていた時、チヒロに会っていた。 チヒロも辞める手続きをしていたので驚いたのだ。 「いいのよ、両親には話してきたし。それに…」 「それに…？ 」 「実はこっちで恋人が出来たの！ 」 『えー？ 誰なの？ 』 ルキア、サニー、カオが驚いて聞いた。そんな素振りは全然見せてなかっただけに驚きが凄い。 「ふふ、実はね、この人なの。 入って来て！ 」 チヒロの声に扉をノックして入ってきた人物に皆驚いた。 「ヤ、ヤンデレさん？ 」 「そんな驚くなよ」 ヤンデレは少し照れた様に頭をかいた。 「いや、だって…まさか、えっ？ 」 ルキアはチヒロとヤンデレを交互に見つめる。 前に聞いたチヒロの好みには当てはまるが、まさかヤンデレが登場するとは思わなかった。 「という事で私は今からデートなので、これで失礼します」 ヤンデレの腕を取り2人で部屋を出て行った。 「アハハ。まさか、ヤンデレとはな！ サニー、先を越されたな？ 」 笑いながらサニーをからかう。 「もう、チヒロったら。私にも隠してたのね！ 今度追求してあげなきゃ！ ルキア、明日にでもゆっくり話を聞かせてね」 そう言うとサニーも部屋に戻る。 「ガフ、カオ、お前達も部屋に戻れ。ルキアとゆっくりさせろ」 「もう、兄上。私もルキアに再会して、嬉しんですよ？ もう少し話をさせて下さいよ」 「やだね、明日にゆっくり話せ。今日は私が独占する」 ルキアを後ろから抱き締めしっしと追い払う。 「カオ様、アルフ様の言う事を聞いて差し上げましょう。ここにいても、私達はお邪魔にしかなりませんよ」 「分かりましたよ。ルキア、明日ゆっくり話させてよ？ 」 「はい、もちろんです。カオ様」 ガフに促されカオは部屋を出ていく。 「さて、ルキアゆっくり顔を見させてくれ。3ヶ月見れなかったんだ」 アルフはルキアの顔を見ながらチュチュと顔中にキスをしていく。 「ちょ、アルフ様。くすぐったいですよ」 ルキアは身をよじる。アルフは逃がさないと、強く抱き寄せ首筋にもキスをしていく。 「ンッ…アッ…」 久しぶりのアルフのキスに気持ちよくて声が漏れる。 アルフはそのままソファにルキアを押し倒し上にまたがる。 「ア、アルフ様…ンッ…あ、明るいです。部屋の明かりを…アッ…」 ルキアの言葉はアルフのキスで遮られる。 「ダメだ、ルキアを見ていたい…もう私の前から消えるなよ？ 」 アルフの切ない顔にルキアは頷いた。 「はい、どこにも行かないと誓います」 ルキアの言葉に満足し服を脱がしていく。 素肌に手をはわせゆっくりと撫でてルキアの肌を堪能する。 「ンッ…」 アルフの触り方にルキアはその都度反応してしまう。 今日はやけに焦らされる。肌を触るだけで、肝心な所は触ってくれない。 「ンッ…アルフ様…」 思わずおねだりするような声が漏れる。 「そんな目で見るな…全く。放ったらかしされたお仕置き、と思ったが…私が無理みたいだな…」 アルフはルキアの目に弱い。少し潤んだ目で見られると、理性を保つのがやっとだった。 アルフはルキアの乳首を舐めながら、手を下にはわせルキアのを握る。 「アッ…ンッ…」 突然、両方の快感が押し寄せ腰が浮く。 アルフはゆっくりと時間をかけルキアを愛撫していく。 「アッ…ンッ…ンッ…アルフ…様…アッ…もう…アッ…」 ルキアの訴えにようやくルキアの尻に指を入れた。 「ん？ ルキア…まさか…自分で解したのか？ 」 アルフの言葉にルキアは真っ赤になりながら、顔を伏せた。 「だって…こっちに戻ってきたら、早くアルフ様に抱いて欲しくて…」 「お前…反則すぎだろ？ クソッ！ 」 ルキアの言葉に抑えられなくなったアルフは、ルキアの足を開き自分のを押し当てた。 解したせいかすんなり入る。 「アアッ…アルフ様…ンッ…」 「ルキア…今日は余裕がない…動くぞ？ 」 アルフはいつもより激しく動きだす。 「アッ…アッ…ンッ…ンッ…」 ルキアも声が抑えられない。 ようやく安心してアルフに抱かれる喜びを噛み締めていた。 「アッ…アルフ様…ンッ…えっ？ 」 突然、アルフが動きを止めルキアを抱き上げた。 繋がったまま抱き上げられ更に奥まで入る。 「アッ…ンッ…」 「やはりソファは動きづらい。このまま、ベッドに行くぞ」 「えっ？ アッ…そんな…動きながら…ンッ…」 慌ててアルフにしがみついて力が入る。 「コラ…締め付けるな…」 アルフが顔を顰める。 「だ、だって…ンッ…」 「全く、待ってろ。直ぐにもっと気持ちよくさせてやる」 ベッドにルキアを寝かせ本領発揮と言わんばかりに激しく動き出した。 明るいせいで、結合部分がよく見える。 「アッ…大きくなった…ンッ…アッ…」 ルキアの声に更に激しく動き、ルキアを快感に溺れさせる。 「アッ…アッ…もう…ヤッ…イ…イク…アッ…アッ…アアッ…」 アルフの激しい動きにイッてしまう。 「ルキア…私も…クッ…」 ルキアに続きアルフも果てた。