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17※スパンキング
「仕事の休憩がてら、葵に会いに来たのだけど、二人が寝ている時に葵はナニをしていたの⋯⋯?」
「着物が崩れてきちゃったから、直そうと思って⋯⋯」
「着物を直すだけでそんないやらしい顔をするの⋯⋯?」
前に来ていた碧人の顔が見れず、誤魔化していた葵人の顎を掴み、無理やり向かせる。
心の奥底まで舐めるように見られているような感覚に、ゾッとする。
「二人にご飯を食べさせている時から、足を組み替えていたり、擦り寄せていたり、お手洗いに行きたそうな不自然な動きをしていたから、今もそうと思っていたけど、それも違うみたいだ」
「⋯⋯っ」
「⋯⋯どうせ勝手にココを弄っていたんでしょう」
「あ⋯⋯っ!」
乱れた着物の下を直に触れられ、甲高い声を上げてしまった。
子ども達が起きてしまうと、両手で口を塞ぐが、それが無意味だと嘲笑うかのようにさっき触っていた箇所を弄ばれる。
「ん、んっ! ふ、んっ、んんっ、ふ⋯⋯ぅん!」
快感の波が体の奥からぞわりと来て、射精 せやしないのに期待をしてしまい、しかし、すぐに戒められているものに阻まれ、興奮は痛みに変わった。
「射精 せないのに期待してしまうなんて、哀れな子⋯⋯。そんな子にはもっと罰を与えないとね」
ふっと微笑むその表情に、本能的に逃げたい衝動に駆られる。
今度は一体何をされるのか。
「僕の膝の上にうつ伏せになって」
鋭い声に、そもそも逃げられない葵人は、笑っている膝を無理やり動かして、その通りにした。
「両手を組んで」と言われ、その通りにしている時、着物の裾を捲られたことに体をビクっとさせた。
晒される臀部。撫でるように探るように触れる手が焦れったくも、次にされることを嫌でも勘繰り、臀部に力が入った。──その直後。
「⋯⋯あっ!」
臀部に強い衝撃が走る。
慌てて口を塞ごうとした時。
「⋯⋯何勝手に、手を離してるの」
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