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24.※イラマチオ

「痛いっ! 痛い!痛い!」 地団駄させるように足をばたつかせ、今度は泣き叫ぶ声を風呂場に響かせた。 こんなの、拷問だ。 もう片方も締め終えたらしい手で、強調された丸みに僅かに触れる。 大した刺激ではないのに、上擦った声が上がる。 「そんなにも痛がっているのなら、お仕置き甲斐があるな。けど、すぐに快楽に溺れてしまうね」 「んぅ······? んひぅ!」 小さく震える先端部を触れられたかと思えば、興奮している証を眼前に見せつける。 泣き叫ぶほど痛いのに、気持ちよく感じてしまっているだなんて。 たらりと垂らす様を半ば意識が飛びそうな中、見つめていた。 「人の言うことを聞かずに出してしまったから、もういいよね」 そう言って、貞操帯と尿道プラグを取り付けられた。 下腹部の窮屈さが異常で、痛みなのか快感なのか分からなくなり、意味もなく腰を揺らす。 「腰を揺らしてしまうほど気持ちいいっていうの······? 本当に葵は淫乱だね」 「ち、が······ぁ、いっ、あぁ!」 圧迫され潰れた玉袋を強く押され、生理的な涙を零す。 押し潰された部分が反応を示しているのが分かるほど痛みに変わり、そして快感に変わってしまう。 このどうしようもない気持ちから逃げたくて、碧人から離れようとも彼が気づかないはずがなく、腰をがっしりと掴まれる。 「何逃げようとしているの······? だめじゃないか。お仕置きなんだから受けてもらわないと。もっと罰を与えないとだめみたいだ」 椅子から下ろされ、半ば無理やり碧人と向かい合う、というより、足の間で反応を見せ始めている部分を突きつけられた。 「ほら、しゃぶって」 「んっ、ひゅうっ!」 有無を言わさず後頭部を掴まれ、そのまま口に突っ込まれた。 葵人が自身でやらされる前に、碧人に勝手に出し入れされている。

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