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―美少年達の危険な宴―
葉月は気を失ってブラックアウトすると、
ベットの上で最後尿を漏らした。
ベットの上で葉月が尿を漏らすと、4人はその光景をただジッと見ていた。
「あ~あ」
「だらしねーな葉月ちゃん」
「優等生の癖にベットの上でお漏らしかよ」
「ママンに怒られるんじゃね~の?」
「なぁ、今日からコイツのこと皆でお漏らし葉月って呼ぼうぜ!」
「ブハハッ!」
「何だよそれ?」
「どうせなら変態葉月にすればどうよ?」
4人はそこで気を失っている葉月の悪口を言いまくった。
咲夜は友也にカメラを撮るのを中断させた。
そして、4人は軽い休憩をとった。
友也は冷蔵から飲み物を取り出した。
「みんな何飲む?」
「ビール!」
「俺もビール」
咲夜と水霧は友也にそう言った。
友也はふたりに言った。
「え?ふたりとも…」
「つーか俺たち未成年じゃ…」
友也がそう言うと、ふたりは威圧した目で友也を見た。
友也は二人に怖じけづくと、急に黙り込み。
冷蔵からビールを黙って取り出した。
何も言わない友也にふたりは、テーブルで話をした。
「何だよアイツ、チキンかよ?」
水霧がそう言うと咲夜は薄笑いを浮かべた。
「チキンの上に童貞のインポ君だろ?」
「ブッ、なんだよそれ!?」
水霧は口から飲み物を吹き出した。
咲夜はズボンのポケットからタバコを取り出すと。
タバコに火をつけて咲夜は水霧に耳打ちをした。
「あいつはな…――」
咲夜がそう言うと水霧は笑いを浮かべた。
「えっ…マジかよ!?」
ふたりは友也にバカ笑いをしたのだった。
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