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第3話

「いやだぁっ、見ないで…っ!」 公衆の面前で全裸にされた少年は、叫ぶように言った。 村で一番の美少年の白く美しい裸体。 村人達はゴクリと生唾を飲み、目を離せずにいた。 触手は、さらにぬるぬると少年の肌をはいまわる。 「いやぁ、ゃ、もぅやだ…っ、誰かっ、もうやめさせて…っ!お願い…っ」 少年は村人達に懇願するも誰もそれを聞き入れはしない。 祭りの中断は、神の怒りを増幅させる愚かな行為だからである。

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