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おまけ8 酔いどれ情交

 お風呂の続きがしたくて。  早くしたくて。  ベッドの上でいい子に待ってた。  貸してもらった着替えの、とても大きくてサイズの違う義信さんの服を一枚だけ着て、他は触ってもらいたいから、何も身につけずに。 「少し水を飲む?」 「あ……」  ベッドに来てくれた義信さんは上半身が裸で、髪も濡れてて、なんだか目に毒で。 「酔っ払いだから」 「酔って……な、い、です」 「そう? 今日の汰由、大胆だから、酔ってると思ったよ」  そんなこと、ない。 「あっ……ふ、ぁ……」  でも、したくて仕方なかったけど。さっきの続きがしたくて、キスで、舌にしがみつくように絡ませた。 「ん……ぁ」  舌を出したまま触れていた唇を離すと、透明な糸がたらりと繋がって、伝って落ちる。でも、それで濡れた唇でかまわず、義信さんの胸にキスをして、俺の敏感で可愛られたがりな乳首にいつもくれる甘い愛撫を真似て、舐めて。  キスして。 「汰由、くすぐったい」  そう?  俺、これしてもらえるととても気持ちいいのに。  これだけでイっちゃいそうなくらいなのに。 「汰由は好きだろう? してあげるから顔をあげて」 「ん」  顎を撫でられて、そのくすぐったさに身を捩りながら促されるまま顔を上げて、キスをする。  可愛い、ふれあいのキスをして、そのまま、また肌に、今度は歯を立てた。  これも好き。  歯でね乳首を食べるように噛まれるとゾクゾクが止まらなくなる。 「っ、汰由」  キス、まだしたい。  もっと、下。  そのまま口付けを肌に落としてく。  ベッドの端に腰を下ろしていた義信さんが下に口付けできるようにって、ベッドにちゃんと乗ろうと腰を上げたところで、下だけ履いていたルームパンツを下着ごと引き下ろした。 「あっ……」  もう、すごく大きい。  ズボンに引っかかって、その反動で勢いよく飛び出たそれが鼻先に触れる。こんなに太いのが俺の中を、そう考えながら、その甘やかにひっぱたかれた鼻先で義信さんの先端をツンってしてから、キスをした。 「っ、汰由」  じゅるり、ってはしたない音を立てて、しゃぶりつくと、義信さんが息を詰めてくれる。乱して、セクシーな吐息を溢してから、俺の濡れた髪を撫でてくれた。 「気持ちいい」 「……ん」  やった。嬉しい。  貴方のことを気持ちよくしてあげられるの、すごく嬉しい。だからもっと大胆に……。 「ん、ンンンンっ」  ベッドの上。丸まるようにしながら、しゃぶってた。夢中で気がつかなかった。マットと俺の間に忍び込んできた長い指先にキュッて、乳首、つままれて。  舌先まで痺れるくらいに、気持ちいい。 「あ、あ、あ、んんっ、だめ、これ、気持ち、ぃ」 「汰由」 「あ、あぁン」  乳首、痛いくらいに抓られて、とろけちゃいそうにいい。 「あ、あ、ン、ぁ……んむ」 「お尻、あげて」 「あ……」  ダメ。まだ貴方のを、口でよくしたいの。 「んんんっ」  なのに、お尻をあげて貴方の指が届くように身体をくねらせて。そして、長い指が欲しがりな孔を撫でてくれた。 「んんん、ン、ンああああ」  撫でて、指を挿れてもらえただけで、内側が悦んじゃう。とっても気持ちいいって甘えるように、身体の奥までキュンキュンして切ない。あとで、この太いの欲しい。  この大きいのでたくさん奥まで、されたいの。  ここの、引っかかるところでたくさん中、擦って欲しい。 「あ、あ、あ」 「汰由」  夢中になってしゃぶってた。俺のこと気持ち良くしちゃう義信さんのを舌で唇で、いっぱい丁寧に愛撫して。 「あ、まだ、しゃぶりたい、よ」 「ありがとう。でも」 「あっ……」  お腹の奥のとこ、ぎゅってなった。  また顎を撫でられて、愛玩猫みたいに可愛がられながら顔を上げたら、義信さんが表情を歪めてたから。  男の顔をしてた、から。 「汰由の」 「あ」  セクシーな人。 「この中に挿れたい」 「……あ」  優しい指がイタズラをする。しゃぶりながらあとでこの太いので貫かれることを期待してた孔に、浅く指を挿れられて。期待が膨らんで、指を咥えながらヒクヒクってしてる。ほら、奥が欲しくなっちゃう。 「やっぱり酔っ払いだ」 「や、あ…………あ、あ」  今、口でたくさん舐めた義信さんのが。 「汰由の中」 「あ、入っちゃ、う」  全部欲しくて、たまらなくなっちゃうよ。  口いっぱい開けて咥えた太いので、引っかかるくびれのところで、俺のこと可愛がって欲しくてたまらなくなる。 「柔らかくて」 「あぁ……ン」  今すぐ欲しくなる。  だから促されるまま、脚をたくさん開いて、義信さんの上に跨って座った。義信さんに背中を支えてもらいながら、このまま、座ったまま、向かい合わせで。 「可愛くてやらしい舌も気持ちいいけど」  挿ってくとこ見え、ちゃう。  先端が孔に、ほら。 「あっ」 「汰由のここ」 「ふぁっ」  ズブズブって挿入しながらのキスって、とろけちゃいそうに気持ち良くてやらしい。 「奥にいかせて?」 「ぁ、あぁぁぁぁぁっ」  舌を絡ませ合いながら、奥まで一気に貫かれたら我慢なんてできるわけない、よ。 「あ、あ……ぁ……あ」 「可愛い。イッちゃった」 「やぁ……ン、まだ、動いちゃっ、らめっ……」  義信さんがすごく気持ち良さそうな顔をしてくれてる。 「あ、あ、義信、さぁ……ん、あン」 「っ、酔っ払い汰由くん?」 「あ、酔って、ない、もん」 「困ったな」 「あぁ、やぁ……ン、そこ、気持ち」 「……歯止め、効かなくなる」 「あ、あ、あ、義信さん、らめ……あぁン」  貴方が気持ち良くなってくれるの、嬉しい。 「義信さん」  だから首にしがみつきながら自分からも、した。 「らいすき」  貴方の太いので奥までいっぱいになりたいって、自分から腰振って、舌を絡ませながら。 「もっと、して?」  中をぎゅって締めつけたまま、義信さんの全部頂戴ってしゃぶって甘えた。

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