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俺の言葉に、一喜一憂する先生は面白い。冷たくすると、犬みたいに耳を垂らしているように見える。
けど、しょうがねけんだよな。マジで先生には関係ないから。これは俺の問題だ。
それに今の『助けたい』は、“先生”としての言葉だ。んなもん要らない。
最近、先生が先生っぽいと苛々する。なんでかわかんねぇけど、逃げ出したくなる。
「帰るわ」
「え、でも····立てる?」
「こんくらい余裕だっつの」
嘘だ。膝が震えてる。腹の底も痛ぇ。なのに、ケツがウズウズする。なんなんだよコレ。
「芯、もしかして····足りてない?」
「は? 何が?」
「さっき、僕のを掻き出してる時、身体が勝手に感じて悶えてた。もっとシてほしそうにアナルがヒクヒクしててね、前立腺を潰したら何度もイッてたよ」
「人が失神してる間にナニやってんだよ」
こういうの聞くと、寝てる間に犯されてねぇか不安になる。まぁ、別にいいけど。
「挿れなかった事を褒めてほしいんだけどな····。芯、本当に帰るの?」
あぁ、この目だ。俺を犯したくてしょうがないって、虚ろになった目が訴えかけてくる。マジでキモいのに、身体の奥から熱くなってケツの奥が疼く。
「先生が下手だから満足できねぇんじゃねぇの? もっと練習して上手くなれよ」
「はぁ····。芯、おいで」
俺は女じゃねぇ。抱かれたいわけじゃないし、コイツに従う義理もねぇんだよ。
なのに、どういうわけか先生の言葉に従っちまう。俺の苛々を増長させる要因のひとつだ。
俺の隣に腰掛け、膝をポンポンと叩いて俺を呼ぶ。おずおずと先生に跨り、ケツでちんこを挟んでやった。
「あっ····芯、それイイ」
「キッモ。まだ挿れてねぇけど」
「芯のお尻に挟まれるの、気持ち良いよ」
先生は俺の耳を摘まんで、1文字ずつ話すようにゆっくりと声を流し込んでくる。
ケツにキュッと力が入った。なんだこれ、耳が熱い。
先生は俺のケツを掴んで、自分のちんこを挟んで扱き始めた。アナルに擦れてもどかしい。くそ··、早く挿れればいいのに。
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