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第47話 エロビデオ

 ヨシュアと太一が無事仲直りをしたので、ジョゼと隆二は安心して帰っていった。  太一はご機嫌でカメラを持ち出して、ヨシュアを何枚も写真に撮っている。 「なあ、ヨシュア。そこのソファーに座って。ちょっとドレスの裾めくって足出してくれよ」 「こ、こうかな……?」 「うわぁ、そそるなあ。もうちょっと上までめくって」  太一があまりにご機嫌なので、ヨシュアもリクエストに応えている。 「あぁ……ダメだっ! 俺、ヤりたくなってきた」  がばっと太一が襲いかかってきたので、ヨシュアは驚いて後ずさる。 「でも……ボク、女の格好してても中身は男なんだけど」 「いいんだよ! 俺は顔と中身がヨシュアならなんでもいいんだっ」 「だったらいいよ……タイチの好きにして」  ヨシュアならなんでもいい、と言われてヨシュアは照れている。  それならたまには女の格好してあげてもいいかな、と思い始めた。  浮気をされるぐらいなら、女装ぐらい別に構わない。 「待てよ……ちょっと待ってろ」  太一が突然何か思いついたように、ヨシュアの部屋へ駆けて行く。  なんだろう、と思っていたら、ビデオカメラを手に戻ってきた。  ヨシュアは秋葉原で入手した日本製のビデオカメラを持っているのだ。 「タ、タイチ……ビデオ撮るの?」 「おぅ。だって見たいじゃん、ヨシュアのエロビデオ」 「え~っ! ヤだっ! 恥ずかしいよ」 「誰にも見せないからさっ。俺だけの宝物にするから」 「ほんとに誰にも見せない? リュウジさんにも?」 「ああ、絶対見せない。もったいねぇもん。見たけりゃ隆二もジョゼにお願いすりゃあいいだろ」  どうしよう……とヨシュアは一瞬悩むが、太一が他の女の人のエロビデオを見るよりはマシだ、と決心する。  まあ、ヨシュアはジョゼにセックスのぞかれても平気なぐらいなので、太一が見るだけならいいか、と思うことにした。 「じゃあ……いいよ」 「サンキュー! ヨシュアっ」  太一はヨシュアに飛びついてちゅっとキスをすると、三脚を持ってきて着々と準備する。  ソファーの上に照準を定めて固定すると、回しっぱなしで撮影するようだ。 「せっかくだから、脱がせないでこのままヤろうかなぁ~」    太一は嬉しそうにヨシュアをソファーの上に押し倒すと、まずはメイクをしてきれいになったヨシュアの唇にキスをする。  それだけでもいつもと違った気分でドキドキする。 「ヨシュア……可愛い」  貪るようにキスをされて、ヨシュアもトロトロの気分になる。  太一はドレスの裾から手を入れて、手探りでヨシュアのモノを探し出す。 「見つけたっ。ドレスってズボンより便利だな」 「あ……ああん……タイチ……ボクもする」 「今日は俺はいいの。ヨシュアはじっとしてろ」  太一はビデオを撮っているので、できれば自分のモノはあまり見たくない。  ヨシュアさえ写っていればいいのだ。  ばさっとドレスをめくり上げると、ヨシュアのモノにしゃぶりつく。 「ああっ……気持ちいい……んんっ……あ……」  ヨシュアに乱れてほしいので、太一は念入りにヨシュアの喜ぶところを刺激してやる。 「タイチっ……ああん……イっちゃうよ……」 「まだだ、まだダメだぞっ」  太一はヨシュアの両膝を曲げるように押さえつけると、後孔に舌を這わせた。今日はフルコースで可愛がるのだ。 「ああぁん……そんなトコ……んんっ……」  お尻をもじもじして悶えているヨシュアを押さえつけて、舌先を押し込んで中まで舐めてやると、ヨシュアは我慢できなくなって逃げようとする。 「タイチ、もう……早く挿れて……」 「ん、ちょっと待ってな」  ローションを手にとって、さて、どんなポーズが色っぽいかな、と考える。  ヨシュアを上半身だけソファーの上にうつぶせにさせると、床に膝をつかせてお尻をカメラの方に向ける。 「ヨシュア、顔はこっち向いててな」  顔をカメラの方に向けて頭をなでてやると、ヨシュアは恥ずかしそうに素直にうなずく。 「もうちょっと足、広げて……」  太一はヨシュアのモノを片手で触りながら、後ろに指を突っ込んだ。 「ああっ……あっ……あん……あぁん……」  いいぞ、いいぞ、と太一はご満悦である。  絶対AV女優なんかより可愛い喘ぎ声だっ。  もっと鳴かせてやれ、と激しくすると、ヨシュアはソファーにしがみついて悶えながら声を上げる。 「タイチ……もう……早く挿れてよ……」  涙目でねだるヨシュアのきれいな顔がたまらない。 「ドレス、汚さないようにしないとな」  太一はドレスを完全にめくってお尻丸出し状態にしてから、はちきれそうになっている自分のモノを思い切り後ろから突き立てた。 「あああん……タイチっ……すごいっ……ああっ」 「気持ちいいか……ヨシュア」 「いいっ……いいっ……あっ……ああん」 「ダメだ……俺、すぐイっちゃいそうだ……」  

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