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6 ちとせ

契約上では佐島業に夜から預ける予定だったが完全に意識を失ってる聡を野蛮なβに預けられないと判断して1日休みをもらうことにした。 「病院に連れて行くべきだとは思うが」 高崎がやっていた限界まで焦らして挿入する。 これは俺もやってみたいと思った。 でもこいつじゃなくても良いのではないか。 スマホを取り出し2人目の番の元に向かった。 正直なところ聡が一番可愛い、可愛いからこそ苛めてやりたくなる。 俺なりには大切にしてやっていると思ってるでも聡はあまりそう思っていないようだ。 それに番になってからもまだ好きって言われたことない。 他の番たちは喜んで俺のことを好きと言ってくるのに。 言わせたい、泣かせたい、俺だけを見てほしい。 こんなにも独占欲だったのか、聡がいるだけで全然違う世界に見えてくる。 気がする。 会社で作っている製品を持って車に乗り込んだ。 菅原に聡の面倒を見るように連絡したがあいつ業務以外では俺に対して反抗期なんだよな 『はぁ? ふざけんなよ、業務外のこと押しつけるんじゃねぇ!! この鬼畜野郎』ってメールがきた。 そのΩはクラブにいた。 「あっはぁーい僕の番ちゃん来たからみんな後でね」と手を振っていた。 こいつもこいつで股緩いんだよな。 てか服装、ほぼ丸見えじゃん。 俺がこいつのこと気に入っちゃったってのもあるんだけど 「で、なーに? 僕翼に構ってる暇ないんだけど」 「相変わらず人気だな」 「まぁね、だってこの歯形は事故でしょ? ほんと、あんたって一夫多妻制度好きよね、他にも番いること知ってるんだから」 「ああ、悪いな」 「全然悪いって思ってないとこむかつく」 淡々と話すちとせに注射器を打った。 「ちょっバッカなにして……」 ぐらっとソファーに倒れ込んだ。 「どうだ?」 「どうってこれ誘発剤?」 「誘発剤と媚薬を混ぜた俺の特性だ」 「はぁはぁ……殺す気?」 俺もソファーにのり、被さるようにちとせの上にのった。 挑発的な言動にキスをしようとするが俺は我慢した。 「なに? 不意打ちとか、翼らしくないじゃん」 「ああ」 性器部分が隠れていない服を着てなにが楽しいのか、乳首、蕾が開けて性器だけは隠されている。 でも勃起してるちとせはどこか愛らしくも見える。 「え? なにこれ触らないの?」 言葉を無視して腰を持ち上げ愛汁が流れているのを見た。 「もどかしいい!!」 足で蹴られそうになったので適当なもので縛り両腕も縛った。 「翼がSMとか珍しいね」 「口が減らないな、可愛くおねだりしてみろよ」 「絶対にやだね」 愛汁が溢れてきたのでそこにポンプ式の媚薬を投入した。 「うっ……バッカまだそんなの入れて……ひっく」 ぎゅんとお腹に流れ込む粘液質な媚薬がちとせの体の中に入っていった。 「はぁはぁ……これやばいんだけど、なんなの?」 観念したのかちとせは体をガクガク震えさせた。 きっとこの瞬間だ。 俺はちとせを抱き上げ騎乗位で俺のを挿入した。 「いひっ!?」 たしかに発情期の時とはまた違う快楽だ。 「あひっ……///」 ビクビクと震えている姿は愛らしい。 何度も何度も中イキを繰り返しては俺のを離すまいと蕾みを締めてきた。 「これはなかなかにいいな」 「あう……」 何度も何度も精液を飛ばしていたがだんだん潮を吹くようになった。 「はぁはぁ……ゲホゲホ……」 ちとせは聡のように暴れ少し落ち着いたのを見計らって正常位で抱きまくる。 「あああああああ//// ダメ奥そんなきちゃ////// いぎっ 気持ちいいからもう気持ちいいから……」と泣き出してしまった。 身をよじる姿はまた俺を興奮させた。 逃げ出したいのか必死にソファーの端を掴んでいた。 でもそれがよけいで腰を掴みさらに奥へと入る。 「ぐふっ……まっ待って……」 と手がこちらにきたのでそれを持ち体をさらに密着させた。 「うひっ///」 すでに虚ろな目をしていてガクガクと震わせていた。 「すごいな、これは」 最後は意識を手放したのでクラブのスタッフを呼び出した。 「え、、、これどうしたんですか? ちとせさんがのびてる」 「ああ、ちと激しかったみたいだ」 「さすがオーナーですね」 クラブのオーナーは俺で 店長はちとせ 元々でちとせはここの常連だった。 ほんの気持ちでちとせを味見したら事故で番になった。 それなら店長をちとせにしてそういう遊び場を設けてやった。 ちとせは念願だったのか喜んで引き受けてくれた。 ちなみにちとせは28歳でビッチΩとして散々男に嬲られてきた、だからもう後戻りできない(てい)で抱かれていたがまさかここのオーナーに番にさせられ楽しく過ごせると思っていなかったと他の従業員に聞いた。 目が覚めたちとせは 「あんのくそ変態め!! 今度会ったらただじゃおかねぇからな!!」 byちとせ

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