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叔父さんと風呂

 激しくイッたのだが、なんだかいつもと違う。何と言うか、漏らした感じだ。  恐る恐るシーツを確認すると、べちょべちょのぐしょぐしょだ。 「た、太一、ごめっ、どうしよう。新しいベッドなのに····」  僕は焦って涙目で謝った。よく見ると、太一にも盛大にかかっていてびしょびしょだ。 「ごっ、ごめんなさい····」 「ん゙っ。はぁー······大丈夫だぞ。噴いただけだから。よし、風呂いくぞ」  噴いた? なんだか分からないが、漏らしたんじゃないのか?  訳が分からないまま、太一に抱えられて風呂に連れて行かれた。身体を洗っていると、後ろから太一が僕のモノを擦ってくる。 「やめっ、もうホントに出ないよぉ····」 「ふふーん。出るんだな、コレが」  太一は悪戯っ子のようにニヤついて、僕の体力なんてお構いなしで擦り続ける。またあの感覚だ。何かが出てしまう。  気持ち良いのか、気持ち悪いのかわからない。それでも、出る瞬間は気持ち良くて仕方ない。 「ほらな、出せただろ? じゃぁ立って、壁に手ぇついて」 「なに? まだすんの? どんだけ元気なんだよ····」 「コタ見てると止まんないんだ、よっ。ん〜っ、締りいいな。すげぇ気持ち良いぞ」 「うるせぇよ、バカ太一」  僕は、言われるがまま太一に身を差し出す。太一に抱かれる度に、満たされたように幸せに包まれる。  結局良いようにされてヘタってしまった僕を、丁寧に処理してベッドまで運んでくれた。この時、既に朝方だった。

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