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04
執拗にペニスの先端も弄られ続け、先は赤く腫れていた。そしてまるでお漏らしをしたかのようにポタポタといやらしい汁が垂れている。畳に落ちる音が藤崎の理性を砕いていく。興奮しすぎて頭が変になりそうだった。
後孔に感じる圧迫感が増え、真宮が指の本数を増やしたのが分かった。目眩がしそうなあまい快楽に、キュンキュン真宮の指を食んだ。やわらかな部分をマッサージするように藤崎の中で動き、指を入れながら孔の淵にさらに舌を這わしてくる。本当に初めてなのか、とその行為に疑問さえ芽生えてしまう。
「ね、ここすごい、二本入ったよ? トロトロになってきた。どうしよう、もう入っていいかな? もう、大丈夫かな?」
我慢できないよ、と煽るように尻に何度もキスをしてくる。ヌプヌプと抜き差ししていた指は、藤崎の返事を待たないで後孔から指を引き抜かれた。下腹部で動いていた違和感がなくなり、ホッと息を吐く。衣擦れの音が聞こえてから熱の塊のようなものを当てられた。
「ね、ごめん……。もう少し、ヌルヌルしにしないとだめみたい」
「ん、なに、真宮、く……」
先端部分を何度も擦りつけられ、それがピタリと蕾の真ん中で止まった。そして肉を押し開くようにグイと食い込んでくる。
「あの、こういうのしか、思いつかなくて……ごめ……」
「ふぁ……っ! ……ああっ……」
そのまま突き入れられる恐怖に体を強ばらせたとき、熱いものが体の中に流れ込んでくるのが分かった。そして少しだけ挿さっていたペニスを引き抜き、ヌチュという音と共に真宮が自分の性器を擦っているのが分かった。
「なに、してるの……」
「このままだと滑らないから、俺ので……」
べっとりと濡れた藤崎の後孔から、真宮の精液が溢れてくる。熱いと思ったのは彼のものだった。腹の中に入ったそれがどこか存在感を放ち、早く欲しいと、さらに蕾をヒク付かせた。
「顔、見せて。藤崎さん」
腰を上げた格好から仰向けにコロンと裏返される。動いたおかげで少し入った真宮の精液がトプンと溢れてくる。お漏らしをしたような独特な感覚に、蕩けていた後孔をキュッと締める。
「恥ずかしい?」
仰向けにされ真宮に見つめられる。トロトロに惚けた顔を見られるのはあまりにも面映ゆくて、両腕で顔を隠した。
「当たり前だよ……こんな、感じちゃっ……、なんか、もう……」
「そういう顔も見たい。お願い、藤崎さん」
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