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⑮
side.Akihito
「ふぁっ…そん、な…みちゃ、ダめっ…」
恥ずかしげに、真っ赤な顔して訴えながらも。
保の動きは止まる事なく、淫らに継続される。
ウブなクセに、エロい事は好きだかんなぁ…コイツの身体は。
「その割に自分で尻振って、ヨガってんのな…」
「んんっ…ちが、うもっ、ん…」
こうなると風邪とかマジどうでもいいって思える。それぐらい保は俺の心を惹き付け、惑わせるんだ。
セックスの合間にだけ魅せる本性がまさにソレ。
無垢そうにしながら、内でこんな淫乱な本性を隠してたなんてよ…
ソレを俺だけが知ってる、俺だけに晒してる。
その事実が、俺の中の獣な部分を挑発してならねぇ…。
コイツの存在は、ただこうしているだけで…
充分、罪深いんだからな。
「違わねぇだろ…んなヨさそうな顔しやがって。ココなんかもう、グショグショじゃねぇかよ…?」
「ひっ…あアッ…!!」
あくまで自身の淫らさには否定的な保。
そういう態度されっとさ。
俺がトコトン虐めたくなる性分だって、知ってんだろうがよ…。
保があんまし可愛い反応ばっかするもんだから。
お仕置きと題して、コイツの勃起したモノを指で軽く弾いてやる。
テラテラとだらしなく蜜を垂れ流すソレは、保が動く度にプルンと怪しく上下に跳ねて。
触れてやると、更に先走りを溢れさせ俺の腹をねっとりと無遠慮に汚していった。
手ですっぽり包み、柔く弄べば小振りなりに保のソレは大きく脈を打って。硬さを増し歓喜するみてぇに…全身を小刻みに震わせ、泣き喘いだ。
「前おっ勃てて、ケツに俺のをぶち込んで感じてよ…」
ヤラシイカラダだな…と囁きながら、手の中の雄を締め上げる。それでも保は、イヤイヤと泣きながら否定して。余計に俺を煽っちまうんだ。
「答えろよ、保…。ヨ過ぎて堪んねぇんだろ?」
尻たぶを支える手で、結合する穴を拡張させ揉みしだく。
ついでに前も微妙な加減で愛撫してやり、前後同時に押し寄せる波に背を反らした保は。耐えきれず悲鳴を上げ、零れる涙とだらしなく口端を伝う唾液や汗に塗れ、汚れていった。
その過程がホント犯罪級にエロくて可愛くて。
俺を見下ろす濡れた目とかも、マジで下半身にクんだよな…。
「あ、ひゃッ…ソコ、はなし、てっ…!」
性器を擦られ、自身の動きを止めてしまった保は。
抗おうとするも、透かさず俺が前を締め付けたもんだから。あっけなく崩れ落ちる。
それでもどこかで俺を気遣っているのか、寸でのところでベッドに手をついて。
俺に掛かる負担を最小限に留めようと、なけなしの理性で懸命に踏ん張っていた。
そんな気遣いが、無性に愛おしくて思え。
少しだけ、前を握る力を緩めてやる。
俺を見やる保の目は、すぐ傍にあって。
ふっと笑いかけると、それは自然と近付いてきた。
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