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エール7-11

「んんんっ、せんぱ…出ちゃう!」  強く舌を吸われて、深く腰を打ち付けられた時、密紀は絶頂を迎えた。先ほど達した時とは比にならないくらいの快感が爪先から脳天まで駆け上がる。 「ああんっ、んん、止まんな…」  波打つ下腹部の痙攣が止まらない。一気に出たと思った白い飛沫は、小刻みに身体が震えるのに合わせて、まだ少しずつ溢れた。 「…んっ」  息を詰めて、千秋がずるりと自身を密紀から抜いた。瞬間、密紀の止まらない液体と混ざるように、千秋も白濁色の蜜を密紀の腹の上に吐き出した。  千秋の匂い。  汗の、唾液の、性液の…。  身体中に千秋の存在を感じた時、密紀は幸福を胸に抱えたまま、意識を手放した。 *****

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