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和樹×透 3-8

ぬぷっ、ずちゅっと濡れた音を響かせ、和樹は執拗に入り口だけを責め立ててくる。その度に、もどかしさに腰が揺れそうになる。 もっと深く、一番感じる場所を穿たれたいと浅ましい欲望が渦巻いて、頭がどうにかなりそうだった。 だけど和樹はそんな透を揶揄するように笑うばかりで、一向に入れてくれる気配はない。 「っ、は……ぅ、和樹の、ばか……っ」 「ハハッ、言うに事欠いてそれ?マジ、可愛すぎじゃね?」 和樹はそう言いながらも、透の身体を弄ぶ事は止めようとしない。 むしろ更に興奮を掻き立てるように、透の胸の突起を摘まみ上げてきた。 キュウッと強く捻られ、痛みが走る。だがそれさえも快楽として受け入れてしまっている身体は簡単に反応してしまう。 敏感になった乳首は痛い程に尖っていて、ツンと上を向いてしまっていた。 「っ、んんっ」 「マッスーのココ、もうビンビンじゃん。女の子みたいに赤くなってる」 「やっ、そこ、や……っ」 「なんで? すっげぇ美味しそうだよ?」 「んんっ、は、んっ言うなっ馬鹿っ」 窄まりのじれったい刺激に加えて、羞恥心を煽るような言葉攻めにも身体の奥底が疼き出す。 嫌だと言っているのに、和樹は執拗に乳首に舌を這わせ、時折歯を立てて甘噛みしてくるものだから、どうしようもないくらいに感じてしまい、無意識のうちに自ら押し付けるようにして腰を浮かしていた。 「はは、エッロ……自分で尻振り出してんじゃん。早く突っ込んで欲しくて堪らないって吸い付いて来る。あーやべ、このまま挿れたら気持ちよさそ……」 和樹はそう呟くと、ゆっくりと先端を潜り込ませて来た。狭い穴を無理矢理こじ開けられる感覚に、眩む程の快感が込み上げる。 そのまま一気に貫いて欲しいと思う反面、まだ浅い場所で留まっている肉棒を引き摺り込むようにして締め付ける。しかし和樹は逆にそれを引き抜くとまたゆっくりと突き刺してきた。 「や……はっ……んんっ」 「あー、簡単に入っちゃうね。先っぽ入れただけでヒクついてるの分かるよ? ホラ、どんどん飲み込まれていく」 「ぁ、あ……ん、やぁ……」 和樹の熱が徐々に埋められて行く。張り出した部分が通過する度、もどかしさが募っていく。 もっと激しくして欲しい。もっともっと奥まで突いて欲しい。 そんな淫らな欲求が脳内を満たしていき無意識のうちに足を腰に絡めて引き寄せていた。

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