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和樹×透 3-9

「ふはっ、そんなに急かさなくてもちゃんとあげるって」 「んっ、ぅ、は……ぁあっ!!」 そう言うと和樹はいきなり根元まで埋め込んできた。待ち望んだ質量につい、あられもない声を上げてしまい慌てて口元を手で押さえた。 「は、すっげ……いつもより、中ぎゅうって締まる……っ」 「っ、ぅ……っ」 「マッスーのナカ、トロトロですっげぇ熱い……。ヤバい、すぐイキそ……っ」 和樹はそう言って困ったように眉を寄せると、奥まで埋めこんだま動きを止めた。そしてまるで獣のように荒く息を吐き出す。 「あー……やっぱダメだわ。ごめん、我慢できない。動くよ」 「え……っ!? あ、ちょ、まっ、あぁっ!」 和樹は宣言すると、透の足を肩に掛け、細い腰を抱え上げたまま思い切りピストンを始めた。 「ひっ!ぁっ、やっ、待てっ、ぁ、は……むりっぁっ、ぁあ!」 「はぁ、っ、すご……っ、食い千切られそうっ」 「ぁ、やっ、激し……っ、ぁ、だめ……っ」 パンッ、パチュンと肌を打ちつける音と共に結合部からは粘着質な水音が響き渡る。ベッドのスプリングと和樹の律動が激しくぶつかり合い、ギシギシと軋んだ。 「っ、も……待って、ぁっ、ぁあっ!」 「はっ、何言ってんの? こんなに嬉しそうにしちゃってさぁ」 和樹はそう言って笑いながら、透のモノに手を伸ばしてきた。 「突き上げるたびに、すっげぇダラダラ零してる。気持ちいいんだろ? ほら、言っちゃいなよ。気持ち良いって」 和樹はそう言って、透の先端をグリっと親指で押し潰した。瞬間、目の前がスパークする。 強すぎる快感に身体を仰け反らせるが、それでも抽送は止まってくれない。それどころか一層深くへと侵入しようとしてくる。 「ぁっ、ぁっ、ぁああっ!! むり、ぃっ、イクっ……イッちゃ……っ」 「っ、俺も……っ」 「やっ、ゃ、和樹……っ、なか、出して……っ」 「っ、あ~もうっ」 和樹は苛立ったような声でそう叫ぶと、更に腰の動きを速めた。 「マッスーのせいだからなっ」 「ぁっ、ぁっ、ぁっ、ぁあっ―――っっ!!!」 「っ、く……っ」 ズンっと一際強く穿たれたと同時に、最奥で熱い飛沫を感じた。同時に目の前が真っ白になり、強烈な絶頂感に全身が震える。

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