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アキラ×拓海 0-4

「悪くない。むしろ嬉しいよ」 ちゅ、と触れるだけの口付けが何度も落とされ、ゆっくりと体重が掛けられてくる。 それを受け止めながら、拓海は僅かに頬を上気させながら、この後の展開を想像してゴクリと喉を鳴らした。 アキラの背中に腕を回し、そろりと唇を開く。するとすぐに熱い舌が侵入してきて、歯列をなぞられる。 「ん……ふ……っ」 くぐもった声を洩らしながら、互いの唾液が混ざり合う音に興奮を煽られ自ら舌を差し出して絡める。 「はぁっ、ぁ……」 アキラの背に腕を回して必死で応えていると、不意にシャツの中に手が差し込まれ脇腹を撫で上げられびくりと身体が小さく跳ねた。 「相変わらず敏感だな。俺がいない間どうしてたんだ?」 「ぅ……っ、ど、どうでもいいだろ! そんな事っ」 拓海は耳まで真っ赤にしてアキラを睨み付ける。 だが、そんな事で怯むアキラではない。ニヤリと意地の悪い笑みを返されただけだった。 「なぁ、教えてくれよ。どうやって一人で慰めたんだ? こことか弄ったりしたのか?」 「や……ぁ……っ」 きゅ、と乳首を摘ままれて、甘い疼きが全身に走る。 「それとも、こっちか?」 「ひゃぁ……っ」 ズボン越しに性器を握られて、ビクンと肩が揺れた。 「はは、もう勃ってるじゃないか。どうなんだ? なぁ、ハル」 腰に響く重低音が耳元で囁き、舌先が耳介に潜り込んで来る。 「ぁ、あっ、んん……そんなの、言えるかよ」 ぴちゃ、と濡れた音がダイレクトに響いて、ぞくっとした快感が駆け巡り無意識に内股が擦れ合った。その間もアキラの手は休むことなく拓海の弱いところを責め立てる。

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