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アキラ×拓海 0-5
布越しに形を確かめる様に摩られて、焦らすように先端をぐりっと押し潰されて、拓海は切なげに眉を寄せるといやいやと首を振る。
「言えって。どうなんだ?」
「ぃや……言うの恥ずかしいっ……から」
羞恥心に耐え切れず弱々しく抵抗するも、それは逆効果だった。
アキラの嗜虐心を煽り、余計に激しく攻め立てられて拓海は次第に追い詰められていく。
「言えないような恥ずかしい事をしてたのか? いやらしい奥さんだな。まさかとは思うが、他の男と寝た?」
「ち、ちがっ!! そんな事するわけ無いじゃん! オレはアキラ一筋だってば!」
言ってしまってからしまったと思った。慌てて口を塞いでも後の祭りだ。
アキラの顔がこれ以上ないくらいに満面の笑顔に変わる。
「そうかそうか。嬉しい事言うじゃないか。なら、ちゃんと言えるよな? 一人でどんな風にしてたんだ? 正直に言わないとこの先お預けにするぞ?」
「う……ぁ、い、意地悪……」
「ほら、早く」
アキラはそう言うと、再び耳の中をぞろりと舐めた。言葉を促すように胸元の飾りを指でふにふにと刺激され、拓海はその度に小さな喘ぎを洩らすしかない。
「ぅ……く、ぅ……アキラの事考えながら……自分で触って……気持ち良くなって……それで……」
「それで?」
「……っ、ぅ……お、思い出して……後ろも……っ」
「後ろも?」
「あぅ……っ、もうやだ……アキラのバカ……ッ」
羞恥心に涙目になりながらも素直に白状すれば、アキラは満足したのか膝の裏に腕を差し込み、突然グワッと拓海の身体を持ち上げた。
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