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アキラ×拓海 3-2

「いてっ、なんだよ」 「うるさい。この酔っ払いめ」 「なに怒ってんだよ。たく、しょうがねぇな」 「わっ、ちょっ危ないってば!」 アキラは拓海を抱き上げると、そのままリビングを出て廊下を進み、寝室の扉を開けて拓海をベットの上に下ろして自分も隣に寝転んだ。 「ほら、これでいいだろ」 「よくない。なに普通に一緒に寝ようとしてるわけ? まだ話終わってないし」 「ん? なに? あ、もしかしてヤリたいの? 」 「違うわ!! ったく、いい加減にしろよな」 「あははっ冗談だってば」 ケラケラ笑いながら覆いかぶさって来る身体を押し返そうとするがビクともしない。 しかも、首筋にちゅっ、ちゅっと吸い付かれて、身体が反応してしまい力が抜けてしまう。 「っ、なにサカろうとしてるんだよ……っ」 「別に良いだろ? 俺達夫婦なんだし」 「そういう問題じゃないしっ、そもそも酔っぱらいが勃つわけないじゃん」 「あれ? 挿れて欲しかったのか?」 「ち、ちがっ! 別に期待なんかしてないからっ!変な勘違いすんなっ」 揶揄う様に言われてカァっと頬が熱くなる。 「あーはいはい。可愛いなぁ、ハルは」 「ちょっと!人の話を……ん、む……っ」 「ハル、口開けすぎ……」 文句を言おうと口を開いた瞬間、熱い舌が潜り込んで来て舌を絡め取られる。歯列をなぞられ上顎を舐められて、ゾワリとした快感が背筋を這い上がっていく。息苦しさに身悶えると、それを宥めるように背中を撫でられた。

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