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アキラ×拓海 3-4

「っ、は……っ、ンンッ……っ、あ……っ」 「気持ちいい?」 舌の腹でねっとりと押し潰され、コリコリと芯を持った胸の飾りを執拗に責め立てられる。唾液の滑りを借りた指先はピンと立ち上がった突起を押し込み、くにゅっと捻るように弄ばれると拓海は堪らず喉を引き攣らせながら、鼻から抜けるような吐息を洩らした。 「んん……っ、く……ぅん……ぁ……はぁ」 「気持ち良すぎて堪んないって顔してる」 「そっ、なこと……っ」 「そんな顔してるよ」 そう言ってアキラは笑うと、そっとわき腹をひと撫でしてから、頭をシャツから抜いて拓海の上に覆いかぶさって来た。 「ハル、愛してる」 「アキラ……」 熱を帯びた瞳に見つめられて、心臓がドクンと高鳴る。 「拓海は? 俺のこと好き?」 「っ、言わなくてもわかってる癖に」 「いつも俺ばっかりが言ってるだろう? だから、たまにはハルの言葉で聞きたい」 そう言って、アキラが顔を覗き込んでくる。視線を逸らそうとしたけど許して貰えず、頬を撫でて半ば強引に視線を合わせられてしまう。 アキラは本当にズルい。どうやったら自分が欲しい言葉を引き出せるかわかっていてやっているからタチが悪い。 「アキラなんか、嫌いだ」 精一杯の強がりだったけど、本心ではないのはきっとアキラにもバレている。 だって、本当は大好きなのだ。こうして見詰められているだけでドキドキしてしまうくらいに。アキラは拓海の答えに一瞬驚いた表情を浮かべたが、すぐに蕩ける様な笑みを見せて、ちゅっと軽いキスをしてきた。

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