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アキラ×拓海 4日目 夜 10

「ハル。可愛い……もう何回も聞いてるのに」 「っ、う……うぅ……っだ、だって……今日は、なんか変なんだ……」 「変? どんなふうに?」 「わ、わかんない……けど、身体の奥の方が……キュンってする」 自分でも何を言っているのかよく分からないが、とにかくアキラに触れられたり、言葉を交わすだけで身体の奥が疼いて仕方がないのだ。 「っ、あー、もう……ッ、何それ可愛すぎだろっ!」 拓海の答えにアキラは見悶えると、耐えかねたように首を振り、いきなり腰を掴んでガツガツと激しい抽挿を開始した。 「ああっ! や、やだ!ちょっ、なに!?  急に……ッ! あ、あぁッ!」 突然の事に驚いているうちに、すぐに思考が快感で塗りつぶされていく。 「悪いっ、もっとゆっくりするつもりだったけど、無理だっ、もう、出そうっ」 「あっ、やっ……って、えっ!? も、もう!?」 余裕のないアキラの言葉に、拓海は目を見開いた。 いくらなんでも早すぎる。いや、でも確かに、今日のアキラは普段よりも随分と興奮しているような気がしないでもない。 「ああ、ごめん……っ、我慢できない……っ」 「あっ、……っ! うそ、だろ?  んぁ、あっ、あんっ」 射精寸前で膨らんだ亀頭が前立腺をゴリっと押し潰しながら通り過ぎて行く度に身体がビクビクと痙攣してしまう。 そして最奥を穿たれ、あっという間に体内で爆発して熱い奔流が注がれる感触に襲われる。 「やっ、あ……っ」 「ヤバイ、気持ちよすぎてイクの止まんねぇわ」 腰を震わせながら吐精し続けるアキラの言葉どうり、アキラのモノは一向に萎えず、拓海の中に居座ったままドクンドクンと脈打っている。

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