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瀬名×理人 3日目

「わ、ちょっ……理人さんっ、ちょっと!」 焦ったような声を上げる瀬名を無視して壁側に追いやり半ば強引に顎を掴んで口付ける。 「うるせぇな。いつもテメェがしてる事だろうが。つか、口開けすぎ」 「う、む、ん……っいやいやいや! だってまだ人が……っ」 「誰も見てねェよ」 ここが何処かなんて自分でもよくわかっている。終業時刻はとうの昔に終わっているとはいえ、オフィス内にはまだ数人の同僚が残っている。いくら利用者が少ない喫煙室の隅とは言え、いつ誰が入って来てもおかしくない状況に興奮を煽られ、更に舌を絡めて深く口付ける。 何時もなら絶対にこんなリスキーな事は絶対にしない。だが今は、少しでもこの燻った熱を解消したくて堪らない気分だった。 瀬名を壁に押し付けて何度も角度を変えて口付けを繰り返す。僅かに開いた隙間から舌を滑り込ませ、瀬名のそれと絡め合わせるとピチャピチャと濡れた音が響いた。 「……んっ、んん」 逃げようとする舌を追いかけて吸い上げれば、瀬名の口から鼻から抜けるような甘い吐息が漏れ、その事実が余計に理人の興奮を煽った。 密着させた下腹部をグリグリと刺激すれば、そこは既に硬く張り詰めており、瀬名が興奮していることが良くわかる。 「なんだかんだ言って、テメェも興奮してるじゃねぇか」 唇を触れ合わせたまま腰を押し付け互いの性器が擦れるように動かせば、ビクビクと脈打つ感覚が強く伝わりゾクリと肌が粟立った。 ズボン越しにでもわかるくらい勃起したペニスの感触に腹の奥がズクンズクンと疼いて仕方がない。早くこれが欲しくて堪らなかった。

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