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瀬名×理人 三日目 夜 3

「全く、飲みすぎですよ」 「んー。うるせぇ……」 帰りのタクシーの中、そっと肩を抱かれて甘えるように瀬名の胸元に擦り寄る。仄かに香る瀬名の体臭に頭がくらくらしてくる。 するりと太腿の付け根に手を置いて撫でると、瀬名はびくりと体を震わせた。 「ちょっ、理人さん?」 「……ん?」 「ん、じゃなくて……!」 瀬名は慌てて太腿に置いた手を退かそうとするが、理人は逆に瀬名の手に自分の手を重ねて指先を絡める。 そのまま瀬名を見上げるようにしてじっと見つめると、瀬名は戸惑ったように目を泳がせた。 「……っ、駄目です。これ以上は」 「どうして?」 「どうしてもこうしてもないでしょう。ここどこだと思ってるんですか」 「んー、タクシーの中……だな」 シレっと言いながら太腿に置いていた手で瀬名の中心をなぞるように触る。そこは布越しでも分かるくらいに硬く張り詰めていた。 「ハハッ、すげぇガチガチじゃねぇか」 「……誰のせいだと……っ」 形をなぞりながらそっと耳元で囁くと、瀬名が息を呑む音が聞こえた。 「あーくそ……。コレ突っ込んだら気持ちよさそうだ」 「ほんっと、貴方って人は……っ」 瀬名は苛立ったような声で呟き、理人の後頭部を掴むと強引に引き寄せた。 「んっ、ぅ……」 荒々しく唇を奪われ、口内を蹂躙される。熱い舌が絡み合い、どちらのものとも分からない唾液が顎を伝っていく。 「はぁ、はぁ、っ、ん……瀬、な……っ」 貪るような激しい口付けに、理人は苦しさを訴えかけるが瀬名は構わずに口づけを続ける。 角度を変えて何度も何度も深く口付けられ、酸素が足りず頭がくらくらとしてきた。

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