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瀬名×理人 3日目 夜 10

「理人さん、欲しい?」 「っ、あ……っき、聞くなっ、馬鹿ッ」 答えなんてわかり切ってるくせに、敢えて言わせようとするところが質が悪い。 「理人さんの口から聞きたい」 「……っ」 瀬名の目が早くと訴えてくる。言わないとこのままだと暗に訴えているのだ。 焦らすように浅い所ばかりを擦られて、堪らず腰をくねらせてしまう。 「あ……っ、く……っ」 「ねぇ、理人さん……」 「んぅっ、あっ、あ……っ、瀬名……っ」 「ん?」 「っ、も、ちゃんと挿れろ……っ」 理人がそう呟くと瀬名はニコッと微笑んで、一気に根元まで突き入れてきた。 「―――ッ!!」 「っ、やば……っ」 待ち望んでいた質量にきゅうっと締め付けると、瀬名もビクビクと身体を震わせる。 「っ、はぁ……理人さん……凄い締め付け……っナカ絡みついて来て気持ち良い……」 「っ、あ……っ、や……っ」 瀬名はゆるゆると腰を動かしながら、理人をぎゅっと抱き寄せる。 「理人さん、好きです……愛してます……」 「っ、は……っ、知っ、てる……っ」 耳元で囁かれる愛の告白は、いつもより甘く感じられた。 「っ、ん……っ」 瀬名はちゅっちゅと耳にキスを落としながらゆるゆると抽送を繰り返し、徐々にその動きを早めていく。 「っ、ん……っ、ふぁ……っ」 「あー、理人さん気持ちいい……っ」 瀬名の動きに合わせて理人も無意識のうちに腰を揺らしていて、快楽を追っている自分が恥ずかしかったけれど、瀬名が悦んでいるのを見ると悪い気はしなかった。 「はぁ……っ、んん……っ」 次第に絶頂の予感を感じ取り、瀬名を逃さないようきつく締め付けながら自らも腰を振る。 「っく、あ……っ、理人さんその腰遣い、ホントヤバいから。そんなにされたらイっちゃうって……っく!」 瀬名は苦しげに眉根を寄せたかと思うと、激しく突き上げてきて、あまりの激しさに視界がチカチカする。 「あぁっ! はっ、ぁ……っ、イけよ……っ」 「っ、理人さん……っ」 最奥を突き上げられると同時に熱い飛沫が注ぎ込まれ、その刺激で強烈な射精感に襲われて瀬名の腹筋に向かって白濁を吐き出した。 「――あー……っ、はぁ……っ」 「はぁ……っ、あ……っよすぎて、死ぬかと思った」 2人で荒くなった呼吸を整えつつ見つめ合うとどちらとも言えないタイミングでクスリと笑い合って唇を合わせた。

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