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第12話
エリオが別れを惜しみながら馬車に乗り込むのを、兄と同様にエリオと離れたくないとぐずるテオと二人で見送った
食事と入浴を済ませ、テオを寝かしつけてから準備を始める
衣服を緩め下着を脱ぐ
ベッドの横の棚から鍵を取り出し、クローゼットの中の木箱の鍵穴に差し込んだ
かちゃり、と簡単に鍵は外れ木箱がゆっくり開いた
中には親指の爪くらいの大きさの赤い実
先程の棚から今度は潤滑油を取り出し実に纏わせてからアヌスへ押し込んだ
滑りを帯びたそれは簡単に入り込み、落ちてこないだろうところまで押し入れてから指を抜き衣服を整えた
途端テオの泣き声が響き慌てて側に駆け寄る
テオは目を瞑ってまだ眠っているようだ
口を仕切りに動かしている
仕方ないと思い乳首を口元に近づけやるとぱくりと咥え込み吸いだした
昼間は乳を飲まなくなったテオだが、夜中に腹をすかして泣くことがまだある
陛下はまだ来ていない
テオの隣に寝転がり、乳を吸わせているうちに眠ってしまった
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