玖月は興奮が収まらないのか、岸谷をぎゅっと強く抱きしめてきた。ふるふると玖月のペニスが勃っているのがわかる。 岸谷の方も、一度玖月の口でイッているがまだ収まらず、またすぐに固くなり勃起している。玖月を前にするとそれこそ思春期が、ぶり返したかのように勃起してしまう。 「ひー…ひとりで準備してた？」 キスをしながら玖月の後ろをいじっていた時に、濡れていることに気がついた。ひとりで準備をしていたなんて、いじらしい。するっと指が一本入ったから、玖月の好きな場所を指でグイグイと押してやった。 「はっ、はああんっ、や、」 岸谷の質問に返事はしないが、気持ちのいいような声を上げている。枕の下にスタンバイさせていたローションを出し、玖月の後ろに追加させ塗りたくる。 堪え性のない岸谷のペニスからは先走りがたらたらと流れ出ていた。 「玖月？上に乗れる？」 手早く自身のペニスにもローションを大量に塗り付け、玖月を腹の上に座らせようとするも、不安そうな顔を見せる。 「む、無理…出来ないと思う」 さっきまで積極的になっていたのに、急に弱気なことを言う。更に困った顔もしている。玖月から上に乗ることは今までなく、グラグラするし、初めてのことなので不安なのだろう。それに、自分から岸谷の巨根を入れるなんて難しいのかもしれない。 「大丈夫、俺が支えてるから。ここに座って、俺のを入れてくれる？もう解れてるからすぐ入るよ？さっき、ひとりで準備させちゃったな、ここ。ごめんな」 ここだろ？と、指を入れながら少し意地悪く言ってみた。そこに指を入れていると、キュッと締め付けるいつもの合図がある。中に入れて擦って欲しい合図だ。 「やっ、やぁぁっ、んんっ、無理…」 じゃあ、と岸谷が上半身を起こしベッドに座る。玖月と向かい合う形となり、そのまま岸谷の大きくなったペニスを玖月の後ろにギチギチと入れていった。 「ほら、このまま抱っこしてるから…入れるよ？支えてるから大丈夫だよ。全部…入ったら…俺の上に座って」 ずぶずぶとゆっくり巨根が入っていく。ローションのグチュゥという音が部屋に響いている。玖月の中に入っていくと、絡みついてくる。ウネウネとして気持ちがいい。 「や、や、あああんっ、んん、はあぁ」 グチュグチュと音を立てながらペニスを全部奥まで入れることができた。玖月を上に座らせ対面させる。チュッチュッとキスをしていると、玖月はふにゃぁっとした顔になり力が抜けていくようだ。力が抜けたところに、ズンッと力強く奥までもう一度ペニスを入れた。 「玖月？教えて？ひとりで準備して解した？後ろいじってただろ？一緒にしたのに何で呼んでくれなかったんだ。俺がやりたかったのに」 グリグリと下から左右に腰を動かしてまた意地悪な質問をした。玖月は意地悪をされるのが好きだってことを岸谷は知っている。 「だ…って、最近、しないから…」 「悪かった、ごめん。忙しかったからなぁ。今日は今までの挽回をするよ。ダメって言っても聞けないかもしれないからなぁ。その時は、ごめんな？」 玖月のしたかったと言う言葉を聞き、下から激しく突き上げてしまう。もっとゆっくりとねちっこく攻めたかったのに、ちょっと無理そうだった。 玖月の身体がぐらぐらと動いてしまうから、抱きしめて押さえつけて、それからまた下から腰を何度も送り込む。 「やっ、やっぁ、は、げしい…やっ」 「止まんねえ…そんなかわいいこと言うから」 座ったままの姿勢で下から突き上げをすると、ベッドがギシギシと大きな音を立てていた。興奮が止まらないから激しさも止まらない。玖月の中で岸谷のペニスは最大に膨れ上がっている。 腰を激しく振りながら、玖月をそのままベッドに寝かせた。上から覆いかぶさり、耳元でまた囁く。 「玖月…乳首いじるの好き？」 「えっ…えっ、やぁ、ああん、好き…」 素直だ！相変わらず答えてくれる！ 玖月はセックス中だと、何でも答えてくれるのを岸谷は知っていた。だから岸谷は、ここぞとばかりに色々とエロいことを質問することにしている。後ろがキュッと締め付けているのを確認しながら気持ちよくさせたいと思う。 「じゃあさ、自分で乳首をいじってみて？両手でだよ？どんな風にされるのが好きか教えてよ」 ああ…興奮する。腰が止まらない。 玖月が両手で自分の乳首を弄っているのを見て、岸谷は興奮している。玖月は、はあはあと息が上がり気持ちよさそうに乳首を摘んだり、押し潰したりしている。 「違うだろ？玖月はもうちょっと乳首を引っ張るのが好きだもんな？やってみて。乳首をいじってる時に、ここを俺ので擦られるの好き？もっと奥がいい？教えてよ」 「んんっ、奥…好き…大きいので、奥の方に…んんっ、はぁ、ぐりぐり好き…」 奥かぁ…奥だな！ 玖月の腰を抱え直し、奥の方にペニスを送り込む。腰の振りが一層激しくなってしまう。玖月の後ろの合図も止まらない。キュッキュッと締め付けられるから、玖月が興奮しているのが伝わってくる。乳首もキュッと引っ張り上げているのが見える。 「ああ…ヤバイ、ゴム付けてないんだ」 「つ、つけないで…このままがいい」 知ってる！実は知ってるんだ玖月！ 玖月は興奮するとゴムをつけたがらない。岸谷が奥に射精するのが玖月は好きなようだ。平日は仕事に差し障りないよう、なるべくゴムを着けるようにしている。 だけど、休みの日は玖月の希望通り着けないことが多い。だから今日も着けていなかった。俺がずるくてごめんな、と岸谷は心の中で思っている。本当に…思っている。 「やあああっ、激しい、いく…」 キュキュッとペニスを締め付けられて岸谷はイキそうになるが、グッと堪える。玖月を見ると興奮していたのか射精していた。腹の上にピュッと精子が飛んでいるのがわかる。ペニスを触らなくても最近はイケるようになったらしい。イク時には乳首を両手で摘んでいたのが見えた。いやらしい玖月の姿にまた興奮してしまう。 はあはあと息が上がっている玖月の後ろから、ズルッと巨根を引き抜いた。 「俺、まだだからもうちょい、いい？」 そう言いながら玖月の体勢をころんと変え、四つん這いにさせた。 「今度は…そう。ネコちゃんみたいに出来る？お尻だけもっと高く上げて…自分でお尻広げて？どこに入れるか見せてよ」 玖月が何でも素直にやってくれるから、岸谷は大興奮である。四つん這いにさせ、お尻を左右に広げているところに、ズブズブとペニスをめり込ませていった。 「ひゃぁぁっ、ああん、お、っきい…」 「んっ、入ったよ…ああ、エロいな、この格好。たまんないよ、俺のこと試してる？この前、玄関でした時もそうだったよな」 奥まで一度強く押し込んだ後、後ろから腰を掴み、グリグリと左右に動かしてからゆっくりと引き抜くように腰を動かした。 「い、言わないで…やっ、恥ずかしい」 以前、岸谷のTシャツを着て玄関に出迎えてくれた。一泊出張で岸谷が家を留守にしていたので、寂しくなったから着ちゃったと玖月は笑って言っていたが、出張帰りでムラムラとしていたことが合わさり、玖月のTシャツ姿を見て、急にスイッチが入り玄関で盛ってしまった。 「玄関だと声出せないから辛かったろ？声を抑えてたもんな。ああ、後ろからだと顔が見えない、俺は顔が見たいな」 また玖月がキュキュッと締め付け始める。興奮し、気持ちのいい証拠だ。よかった、嫌じゃないんだと安心する。ちょっと意地悪なことを言うと、締め付けが強くなるのも知っている。 ベッドルームに置いてある鏡が目に入った。まだここでは『密かなる計画』を実行したことがない。 岸谷はペニスを抜くことはせず、玖月を立たせて鏡の前に行く。鏡に両手をつかせ、後ろからまたぐちぐちと岸谷は攻め始める。立ちバック、計画実行だ。 玖月！後ろからしてる時はいつも目を閉じていたのか！知らなかった！ 鏡に映る玖月は目を閉じていた。 目を瞑っている玖月に、後ろからガツガツと腰を叩きつけているのは、何だか悪いことをしているようで、ちょっと興奮してしまう。それに興奮してるから先走りがいつもより多く出ているようだ。ぐちゃぐちゃと派手な音が立ち始めている。 「玖月、目開けて…見える？ほら、」 後ろから腰を振りつけながら、鏡を見るように促す。ゆっくり目を開いた玖月と鏡越しに目が合った。 「やぁぁ！いやっ、ダメ…恥ずかしい」 と、顔を真っ赤にさせてまた目を閉じてしまった。そんな可愛い反応をされるとまた岸谷の鼻息が荒くなる。 「玖月、こっち見ろよ…ああ…ヤバっ、エロい。痛くない？強くしちゃうけど…」 「うんんっ、はぁぁ、い、たくない…ああん、きもち…いい、やああっ、強いの、すき…」 強いのが好きだって！何でも言ってくれる！マジか！最高だ… 鏡に映る玖月を見て、後ろから叩きつけるように強く腰を振ってしまう。玖月の中がヌルヌルして、キュッキュッと締め付けてくるから気持ちがいい。玖月のペニスからもタラタラと流れているのが鏡越しに見える。ああ…本当に悪いことをしている気がする。 「こっち向いておねだりして…ほら、俺の方向いて…どうして欲しい？教えてくれよ」 「…ん、し、て…中に、出して…いっぱい」 おねだりキター！いっぱい中に出してくれなんて、この状態でおねだりされたら、奥の奥で爆発し、思いっきりかけてしまう。鏡越しで目が合いおねだりされた顔がエロくて、腰を送り込む速度が速くなる。 「ああ、イキそう…奥にかけるから、こっち向いてろよ？ちゃんと鏡見てて…玖月もイキそう？」 素直だ！頑張って見てる！ 鏡に映る自分の姿と岸谷の激しい姿を見ている玖月の顔がものすごくエロかった。玖月のお尻を撫でまわし、指を食い込ませるくらい掴み直した。そこからは玖月を引き寄せ、一層激しく腰を振る。 「あああん、、やあああん、い、く…」 「ああ、俺も…玖月、イク時の顔見せて…あっ、くっ、イク、出すぞ…」 バチバチと大きな音をさせて腰を叩きつけ、玖月の奥で精子をぶちまけてしまった。鏡越しなので、玖月のペニスからもタラっと精子が流れたのを確認した。 興奮が収まらないのか、射精している間も何度か強く腰を送り込み、最後まで奥の方にグリグリとペニスを押し付けてしまった。気持ちが良くて鳥肌が立つ。 「お腹…熱い、いっぱい出てる…」 玖月が息を切らして鏡越しに言うのが聞こえた。ペニスをずるっと抜き、玖月をベッドに運び二人でドサっと横になる。 「ほら、もう、そんな可愛いこと言うから…俺が止まんなくなるだろ？風呂に行こうと思ってるのに…また始まっちゃうぞ？」 中に思いっきり射精したから早く風呂に行き、後始末をしなくてはと思ってるのに、玖月がかわいくて身体中にキスをし始めてしまう。嫌われたくないのに、気持ちと行動が逆になってしまう。 「…いいよ、始まっても…」 マジか！まだいいんだ！嫌がられてない！ 恥じらいながら小さな声で答えてくれた。玖月も求めているのがわかって嬉しい。 しかし、興奮し過ぎて脳内再生している声を発言しないように岸谷は必死である。 「本当に？俺、今相当ヤバイよ？色んなことしちゃうよ？色んなところでしちゃうからね？」 玖月はそれを聞き、クスクスと笑っている。やっぱり今日の玖月は余裕ある態度に見える。 だけど、そのおかげで岸谷の密かなる計画が今日も着々と進みそうである。