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第17話

妊娠って僕がっ!? ふと、下腹部に目を落とす まっ平らなそこには、赤ちゃんなんか入ってるようには見えない 「まだ、初期の初期だ。時期から考えて1ヶ月ってところだろう」 1ヶ月...僕のお腹(なか)に 「身体は、これからまた変化していく。悪阻もこれからだ」 「なんで、そんなこと皇子が知ってるのさ」 「教育の一環だ。女の妊娠した後の身体についても学ぶ。出産に立ち入ってはいけないというキマリも古くさい。妻を世話するのも夫の務めだ」 尊大で自信過剰過多なルカがこんな考えを持ってるなんて... 「しかし、夜の相手は妻の仕事だ。しっかり果たしてもらう」 見直して損した あっ...んっ 喉からツゥーッとお臍までをなぞられる クチュッとお臍を舐められ、舌を挿れられる 「あっ...や、いれちゃ...そんなとっこんぁっ」 「子を孕んでいるというのに、そんな卑猥な声を上げて快楽に溺れる。お前は悪い母親だな、トア」 悪い母親って、あんたがヤラシク触るからだろっと言いたかったが嬌声にかきけされた 入口を舐められ、ザラッとした舌をナカへゆっくり挿入される 「あぁぁっ、だめっ。赤ちゃん...やっ」 「深くは、挿れん。コレも安定期に入るまでオアズケだ。指までで我慢しろ」 我慢知ろって言ったってルカもつらいんじゃ... 彼から与えられる快楽に身を捩っていると足が丁度当たる 布越しにでも伝わってくる彼の中心にある熱 当たる度に硬さを増していくそれは、僕をひどく興奮させた 「ト...ア、やめ。っ...トアッ」 「きもちぃんでしょ?」 足の指で握ったソレが明らかに嵩を増す ソレが嬉しくて衝動的に言葉が口をついでる 「......舐めたげよっか?ソレ。(ココ)で。妻の役目は果たさなきゃなんでしょ?」 そう言って起き上がり、ルカの服を脱がす 右胸から腹部にかけて新しい傷があった 「これ、どうしたの?」 「視察途中にキャラバンが襲われているところに遭遇してな。盗賊の頭につけられた。深くはない」 確かに傷口は塞がって少し盛り上がってる 指で傷痕をなぞって口づけとルカの体がピクッと反応した そのまま下がっていきそそりたつモノにも口づける 両手を脚の付け根に添えるとソレが小刻みに揺れる なんだか可愛くなって口に含む エラを舐めて先端を吸うと苦味が口の中に広がる なんか癖になりそう... 今度は付け根にぶら下がる2つの袋を触ってみる 自分とは違う重さに驚く 「重い...」 「久しくシていなかったからな」 子ができる種子が入っていると閨事の本でよんだ ココを揺らして裏を擦りながら...口で奥まで呑み込む パクッの奥まで呑み込んだはいいが...... これ、喉まで犯されてるみたい... 唇を閉じて鼻で呼吸しながら顔を前後に動かしていく 先っぽが喉の入口に当たる度気道を塞がれる 入口の粘膜に当たって擦れると震え出し、ルカが何かに堪えるような声を出す 「くっ...っ!トアッ、抜けっ。堪えられん。出すから、口から放...せっ」 「んっ、ぃあああお。かひか」 (いや、いいよ。だして) 「くっ――!」 ルカの全身に力が入った後、勢い好く喉の奥に放たれたものを無意識に呑み込む 「トアッ、出せっ。吐けっ」 「ん、呑んじゃった」 「不味かったろう?」 「うん、でも......」 焦ったルカも久しぶりに見れたし視察中浮気もしてなかったみたいだし よかった

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