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第5話

「変態......まぁ、いい。では、変態らしくいこうか」 変態らしく? なに考えてんだろうこの変態皇子 考えていると、帯状の布を持ってこちらに迫って来る皇子 「ね、その布......なんなの?」 「これか?私の腰帯だ」 「な、なんで、笑ってるの?」 「この後のことを考えて少しな。気にするな」 いや、気にするわっ 「こっちに来ないで」 「来るなと言われたら、来たくなるだろう?」 その後も攻防を続けたが、ベッドしかないだだっ広い部屋だ 見事に捕まってしまった 「ね、やだっ」 下着を剥ぎ取られて両脚に帯の両端をそれぞれ巻かれて真ん中を首の後ろへ回され、あられもない姿にさせられた 「直ぐよくなる。香がそろそろ効き始める頃だ」 そう言われてみると確かに頭にモヤがかかったような感じがする 「あ......なに?」 「皇室御用達の催婬作用のある香だ。排卵誘発効果も期待できる」 「まだ、あんたの子供を産むって決めてない!」 「強情だな。身体に聞いてみるか?」 「オヤジくさい......んああいっん」 帯で開かされた脚の間の秘めた場所にフッと息を吹きかけられただけで奥の方がキュッと絞まった 「蜜が溢れてきたぞ?」 「や、うそっ......ちがっ汗」 「ほう?やけに粘着質な汗だな」 うっ......言い訳苦しいか...... 「お香のせいだもん!あんたに感じた訳じゃない!」 涙目でそう言うとやつは笑った 「なにっ?」 「では、香のせいにして乱れるがいい」

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