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第8話
あっ......んっ、んんっふぅっ......はぁっ
あれから、どのくらい時間が経ったのだろうか?
日は既に落ち、辺りはシンと静まり返る
身体の奥から広がっていく熱に全身を侵される
蜜で覆われた壺の内壁を熱を持った肉棒が擦って掻き乱す
まるで脳内までそうされているかのような感覚に気が遠くなり始める
すると、奥をすかさずノックされ敏感になりすぎた身体を鋭い快感が貫く
あぁぁっ......ん!
自分でも驚くほど高く、艶めいた嬌声があがる
既に吐き出す精は底をつき、ナカだけが精を欲して激しく収縮している
その動きに眉を寄せ、苦しそうな息を吐き堪えている男の顔を見るのは......愉しい
綺麗な顔が快感と苦痛の間で歪むのを見るのは、満足感というか何とも言えない......いい意味で
「はっ......出すぞ。全て、呑み込めよ?」
苦しげにそう言うと一気に腰を突き、奥まで一層強く穿たれる
何度目かの絶頂と同時にドクッドクと注ぎ込まれる
「あっ......んぅ、ぬい、てぇ。いっぱいも......」
「まだだ。全て呑み込めと言うただろう?」
ナカで脈打つソレが吐き出すものは、どんどん送り込まれてくる
「ね、ながっぃ。あっ、まだっ......あっ、あっあっ」
「黙ってろ、気がちる」
「だっ、て。あっ......できちゃ、ぅ」
「それが元来の目的だ」
必死に動くナカだが、容量が限界らしい
入り口から、呑み込めなかったモノがクプックチュッと音をたて、少しずつ隙間から出てくる
「はしたないクチだな」
「ど......ちがっ」
吐き出した後の男のモノは、硬度も嵩も変わらぬまま再び、壺のナカを往き来する
「あ......まだ?も、疲れ......んんんぅ」
「ココがきつく締め付けて放さぬからな。孕むまで、存分に喰わしてやろうと、な?」
「愉しそ、うに......きこっんぁ!?」
「あぁ。さっきまでは、トア。お前も愉しそうではなかったか?」
チッ!バレてやがんのっ
そりゃあ......愉しんだけど
こうやって、本気じゃないにしても嫌がって抵抗する相手にじゃないし!
......ん?“本気じゃない”?
いやいやいやっ!本気だ、よね?嫌だよ、こんな好きでもない変態野郎となんて
あれっ?
長い長い3日間は、まだまだ続く
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